ローゼンクヴィスト「5位という結果は『OK』だと思う」SUNOCO TEAM LEMANS 第6戦SUGOレースレポート

SUNOCO TEAM LEMANS:2017年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 シリーズ 第6戦(スポーツランドSUGO)レースレポート

 スーパーフォーミュラは中1週のタイトな日程で九州から東北へと舞台を移した。 シリーズ第6戦はスポーツランドSUGOでのレースとなる。

 前戦で2位&3位、ダブル表彰台フィニッシュを達成したSUNOCO TEAM LEMANSは一層意気高く、宮城県のSUGOへと転戦してきた。

 フェリックス・ローゼンクヴィストのドライバーズタイトル、そして大嶋和也との合算得点によるチーム部門タイトル、ともに視界に入ってきている状況である。

 ここを終えれば残すは最終戦鈴鹿のみとなるSUGO戦は極めて重要な一戦となる。

決勝(9月24日)

天気:晴れ / コース状況:ドライ
気温:26度 / 路温:41度(決勝開始前)
フォーメーションラップ開始:14時10分
決勝レース周回数:68周

 SUNOCO TEAM LEMANSは満足できない予選順位からの挽回を狙って、無給油、ノーピット作戦の敢行を決意した。

 これは7号車(ローゼンクヴィスト)担当エンジニア、ライアン・ディングルの脳内には「1週間くらい前から、考えのひとつとしてありました」というものでもある。

 ローゼンクヴィストは12番グリッド発進から序盤は1112番手での走行に。やがてライバルたちのピットインにより順位は上がる。

 同じ無給油作戦を狙った18号車(小林可夢偉/KCMG)の背後でペース的に抑え込まれた面もあったが、レース終盤、給油組のピット作業が終わった段階でローゼンクヴィストは5位。前に18号車、後ろには給油をした1号車(国本雄資/P.MU / CERUMO・INGING)。燃料的な余力が違う1号車には抜かれるも、18号車が最終周に大幅ペースダウンしたため、ローゼンクヴィストは5位に戻る。

 おそらくは今回、本当の意味で無給油作戦を完遂した唯一の存在として5位入賞を果たし、4戦連続表彰台こそならずも、ローゼンクヴィストは5レース連続のトップ5フィニッシュを成し遂げたのであった。

 シリーズ3位を守り、首位とは5点差。2レース制で実施される最終戦鈴鹿に自力逆転チャンピオンの権利を残すことにも成功している。

 大嶋も無給油狙い。18番グリッドを捨て、20番グリッドの位置(実質19番手)に手押しでマシンをつけてからフォーメーションラップへ。

 1周目終了時の順位は17番手。燃費もケアしつつの戦い、序盤は19番手に戻っての走行となったが、作戦通りに順位は上がっていく。

 レース終盤には12番手の位置へ。最後尾発進から、ローゼンクヴィストと同じ実質7ポジションアップでのフィニッシュも見えてきていた。

 しかし、わずかに燃料が足りない状況が判明し、残り3周でピットイン。15位に下がり、大嶋は実質4ポジションアップでのゴールとなった。

フェリックス・ローゼンクヴィスト選手のコメント

「我々と同じ無給油作戦を狙ってきた18号車をパスすることができず、ペース的に付き合うような展開になったことは辛かったですね。もっと速いペースで走って、さらに上の順位でゴールできた可能性もあったと思うだけに残念です、でもこれがレース、仕方ないですね」

「無給油ノーストップの戦略は基本的に良かったですし、うまく機能したといえるでしょう。今日の5位という結果は「OK」だと思っています」

大嶋和也選手のコメント

「今回はマシンのバランス的になかなか良い感触を得られず、予選は残念な結果になってしまいました。無給油の予定で戦った決勝も、局面によってプッシュしたり、セーブしたりして走ったのですが、最後に給油が必要な展開になりました。厳しいレースウイークでしたね」

「最終戦は鈴鹿で今年2回目の実戦になりますから、前回の反省も活かしつつ、気持ち良く今季を終われるレースができるよう準備します」

片岡龍也監督のコメント

「ローゼンクヴィストは18号車が前にいる状況が続かなければ、給油組に割り込んで表彰台フィニッシュの可能性もあったと思います。そういったことも考えると、今回はベストとはいえないレースでしたが、わるくないリザルトを残すことはできた、というところでしょう」

「シリーズ2位の15号車とは少し差が開きましたけど、シリーズ首位の2号車(石浦宏明/P.MU / CERUMO・INGING)とは1ポイント、その差を詰めることにもなりましたからね。最終戦鈴鹿に向けて、ローゼンクヴィストの自力逆転ドライバーズチャンピオン獲得の望みをつなぐこともできました」

「大嶋は残念でしたが、チーム部門チャンピオンについても可能性は残っているようですし、我々は最後まで皆で一生懸命頑張ります。最終戦は2レース制でレース距離が長くないですから、戦略の幅も狭まります。当然、予選が1レース制以上に大切にもなってきますね」

「予選でのパフォーマンスアップというのがチームの課題という面も含めて、チーム全体でしっかり考えて最終戦に臨もうと思います」

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第6戦SUGO
サーキット スポーツランドSUGO
記事タイプ 速報ニュース