専有走行首位の山本尚貴「予選に近いコンディションでソフトを試せた」

第5戦オートポリスの初日専有走行、山本尚貴(TEAM無限)はソフトタイヤでトップタイム。予選・決勝に向け、幸先の良いスタートを切った。

 オートポリスで行われた2017スーパーフォーミュラ第5戦の初日専有走行。途中、赤旗も出る波乱の1時間となったが、最後にソフトタイヤでタイムアタックした山本尚貴(TEAM無限)が1分27秒423をマーク。ライバルのほとんどがミディアムタイヤを装着していたこともあり、2番手に1.619秒もの大差をつけ、トップタイムを記録した。

 前回のもてぎでは雨の予選Q1で敗退してしまったこともあって、比較的消耗していないタイヤを持ち越せているメリットもあったが、それ以上に山本はマシンの仕上がりにも手応えを感じていたようだ。

「今のルールだと前回Q1落ちした人が次のレースでいいタイヤを持ち越せるので、その辺のコンディションの差もあると思います」と彼は語った。

「でも、ここ最近の傾向を見ると、タイヤの程度が良くても悪くても、クルマが決まっていないとタイムシートの上位にいられないので、そう考えるとタイヤだけじゃなくてクルマも今回良さそうな感じはしています」

「ソフトタイヤは、もてぎと比べてもグリップが圧倒的に高くて、ブレーキングでもう少しいけるかなというポイントがあったり、逆に行き過ぎてしまうところもありました」 大半のドライバーがソフトタイヤを使わずにミディアムのみで走行していたが、山本は予選でのコンディションも想定して、この専有走行でソフトタイヤを試したという。

「ミディアムは、ウォームアップに時間がかかるので、そのタイヤで1~2周走ってアタックしますが、ソフトタイヤは1周目でアタックに行かなければいけません。アウトラップではタイヤを温める作業しかできなくて、どこまでいけるかの見極めができないです」

「そういう意味ではブレーキングやコーナリングも今日試すことができたので、そこからどうすればいいか一晩考えられます」

「明日もこの天候だったら、(専有走行が)予選に近いコンディションだということを考えたら、明日のフリー走行ではなく今日履こうと考えました」

「ここに来るまでエンジニアの阿部(和也)さんと色んなことを考えてきましたし、チームのみんなも一生懸命準備してくれました。その中で、今日は一つ良いステップを踏めたと思うので、これを明日以降は、そのステップを踏み外さないように決勝まで組み立てていきたいです」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第5戦オートポリス
サーキット オートポリス
記事タイプ 速報ニュース