小林可夢偉「これなら戦える」最終戦に手応え:SUNOCO TEAM LEMANS スーパーフォーミュラ第6戦レースレポート

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小林可夢偉「これなら戦える」最終戦に手応え:SUNOCO TEAM LEMANS スーパーフォーミュラ第6戦レースレポート
2016/09/26 9:02

【SUNOCO TEAM LEMANS】2016年 SUPER FORMULA シリーズ 第6戦(スポーツランドSUGO)レースレポート

小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)と山本尚貴(TEAM 無限)
小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)と山本尚貴(TEAM 無限)
小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)
スタート後の2コーナー
小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)
小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)
ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO Team LeMans)
SUNOCO Team LeMans
ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO Team LeMans)
小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)
小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)
小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)
小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)
小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)
小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)と中山雄一(KCMG)

予選(9月24日)

天気:曇り/コース状況:ドライ気温:25度(予選開始前)路面温度:29度(予選開始前)予選開始:13時00分

 今季の全日本スーパーフォーミュラ選手権も残すは2大会。最終戦ひとつ前の第6戦は宮城県のスポーツランドSUGOが舞台だ。前回の第5戦岡山、2レース制大会のレース1でカーティケヤンが3位に入り、チームにとって今季初となる表彰台を獲得。そして今回、良い流れに乗っていきたいSUNOCO TEAM LE MANSにさらなる勢いをつけるべく、頼れる助っ人が加入した。SUPER GTで監督を務めている脇阪寿一が、コーチとしてスーパーフォーミュラにも力を貸してくれることになったのだ。カーティケヤン、そして小林可夢偉との好連携で、彼らを表彰台の頂点に上げるための貴重な助けとなる存在を新たに得て、チームはより活気づいた。まずは上位グリッド獲得を目標に、3段階ノックアウト方式の予選にカーティケヤンと小林が臨む。

#7 SUNOCO TEAM LE MANS SF14
ナレイン・カーティケヤン選手予選結果:14位(予選Q2ベストタイム:1分06秒232)
前戦の好成績を今回につなげたかったカーティケヤン、しかし朝のフリー走行でピット入口の白線カットが複数回あり、予選前に10グリッドダウンのペナルティが確定してしまうことに。残念な状況で迎えた午後の予選ではあったが、Q1を11位で通過しQ2へ。Q3進出も期待されるところだったが、残念ながらQ2ではアタックを決めきれず14位に甘んじた。

#8 SUNOCO TEAM LE MANS SF14
小林可夢偉選手予選結果:15位(予選Q1ベストタイム:1分06秒361)
朝のフリー走行では3番手タイムをマークした小林。ところが予選では信じられないような不運に2度も見舞われてしまう。コースインしようとした小林のマシンに、2度までも他チームのマシンが接触したのである(2度とも相手側にペナルティ)。フロントウイングに破損を抱えてのアタックを強いられては、完璧な走りは不可能。不本意なかたちのQ1落ちで15位に。

決勝(9月25日)

天気:晴れ/コース状況:ドライ気温:27度(レース開始前)路面温度:34度(レース開始前)決勝フォーメーションスタート:15時15分決勝レース周回数:68周

#7 SUNOCO TEAM LE MANS SF14
ナレイン・カーティケヤン選手
決勝結果:12位(所要時間:1時間23分05秒304、ベストラップ:1分08秒173)

 予選、決勝ともドライ路面での戦いとなったSUGO戦だが、温度条件的には決勝の方がより暑いものとなった。カーティケヤンは予選日朝のフリー走行時に確定したグリッドダウンペナルティにより、18番グリッドからのスタート。このところスタート好調なカーティケヤンではあるが、前方の混戦状況を予測し、今回はあえて抑えめに発進をしていく。

 序盤は17〜18番手を走行し、9周終了時という早いタイミングで大半のライバルたちに先んじて給油ピットインをこなす。20周目前後にセーフティカー導入があり、レース再開時点での順位は13番手に。41周目に小林に先行し、さらに順位アップ。最終結果はグリッドから6ポジションもアップの12位、レース中のベストラップでは全体で3番目という速さも披露した。

#8 SUNOCO TEAM LE MANS SF14
小林可夢偉選手決勝結果:17位(所要時間:1時間22分41秒261=67周、ベストラップ:1分08秒065)

 カーティケヤンのグリッドダウンにより、小林は14番グリッドへとひとつ繰り上がって決勝スタートを迎えた。そして素晴らしいスタートダッシュを見せ、オープニングラップ終了の順位は4ポジションアップの10番手となる。

 他車のピットイン等により、17周目の時点で4番手へ。その後、アクシデントによるセーフティカーの導入があった際に給油ピットインを実施、隊列走行に戻った段階での小林のポジションは入賞圏内の7番手に。22周終了でのレース再開時、6番手の41号車にパッシングを仕掛けるが、残念ながらこれは成功せず、11番手へと後退。この時の影響か、その後タイヤに変調が出て小林は徐々にポジションを下げる。そこで最終戦へのデータ取りの意味も含めて44周目にタイヤ交換を敢行。17位まで下がるも、ベストラップでは全体2番目、優勝車に次ぐタイムを記録して見せた。

ナレイン・カーティケヤン選手のコメント
「ここ最近のレースではマシンのパフォーマンスレベルが徐々に上がってきている、そういう感触が得られています。今季ここまで来るのにちょっと時間がかかってしまいましたけどね。エンジニアの田中さんといろいろなアイデアを試しながら、最終戦ではさらにスピードをレベルアップさせていき、もっともっとプッシュしたいと思っています」

小林可夢偉選手のコメント
「今回は走り出しの状態こそそれほど良いとはいえませんでしたが、金曜と土曜朝の走行でだいぶ良くなっていって、Q3進出も見えてきてはいました。ところが残念なことに、予選でああいう不運なアクシデントに巻き込まれてしまいました。決勝ではスタートも良かったですし、いい兆しが見えてきていますので、最終戦鈴鹿ではそろそろいける、そう感じています」

山田健二監督のコメント
「小林には予選中にピットロードで他車に接触されるという、今年のアンラッキーさを象徴するような事態が起きました。フロントウイングにダメージを負った状態でのタイムアタックを強いられてしまっては、どうにもなりません。ただ、カーティケヤン、小林ともに、今回のレースペースに関してはかなり速く、ポジティブなところが見えてきています。2レース制の最終戦、そこで今季1勝目と2勝目をあげる、そういう意気込みで鈴鹿に向けて準備をしていきたいと思います」

脇阪寿一ヘッドコーチのコメント
「アクシデント的な要素でスターティンググリッドが2人とも後方になり、ポイントを獲得することはできませんでしたが、速さはどちらもありました。チームとしては何事もなくきちんとレースを戦うことができた、そういう決勝日にもなり、これは今週末、スタッフのみんなが常にコミュニケーションをしっかり取りながら頑張ってきた成果だと思っています」

「小林は終盤、鈴鹿に向けてのデータを得る意味もあってタイヤ交換をしたわけですが、マシンを降りた後の彼は明るい表情で、『これなら戦えます』ということを言ってくれました。今季これまでとは違うフィーリングが出てきているんだと思います」

SUNOCO TEAM LEMANS

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