山本尚貴「タイヤの特性を掴みきれず、最悪なシーズンだった」:スーパーフォーミュラ最終戦

開幕戦に優勝した山本尚貴は、その後勝利を続けることができず、最終戦ではクラッシュを喫し、セーフティカーの原因となった。

 山本尚貴(TEAM 無限)は、スーパーフォーミュラ最終戦JAF鈴鹿グランプリのレース1で1周目遅れの19位、レース2では29周目に最終コーナーでクラッシュしリタイア。セーフティカーの原因となってしまった。

「身体は大丈夫です」

 そうレース2の後に語った山本は、クラッシュの原因について説明してくれた。

「ちょっと早めにタイヤを交換(1周目)したことで、ずっと(タイヤが)辛かったんです。コントロールするのが難しい状況の中で、どこかで集中力が欠けてしまったのか……最終コーナーを立ち上がった時に少しコースアウトしてしまって、それで挙動を乱して、スピンしてぶつかってしまいました」

 今回のレース2では、1回のタイヤ交換を行うことが義務付けられていた。そのため、山本は中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)や中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)らと共に、1周目を走り終えたところでピットに飛び込んだ。しかしこの戦略は、山本も含め軒並み好成績に繋がらなかった。

「戦略は自分の希望ですね。色んな策を考えていましたが、前を走るクルマがあまりピットインしないのであれば、ピットインしようと考えていました。ピットインした時に1台マシンを抜いて、(中嶋)一貴選手の後ろについたんですけど、彼のペースはあまり速くなくて、それでも抜けなくて、ロスが大きかったです。そこでタイヤを傷めてしまったのが、後半に繋がったのかなと思います」

「結果から見ても、最初に入ったクルマのペースは上がらなかったので、正しい戦略だったのかは難しい。でも、ポジション的にも違う戦略を採らなきゃいけなかったと思うので、判断としては間違っていなかったと思う」

 山本は最終戦と同じ鈴鹿サーキットで行われた開幕戦で優勝し、幸先の良いスタートを切った。しかし、シーズンを通してその勢いを発揮することはできなかった。

「開幕戦に優勝して、良いスタートが切れたんですが、それ以外は同じようなレース展開になってしまった。ダメなりにもっとうまくやれたはずですが、それすらもできなかった。結果的には、最悪なシーズンだったと思う。勝ったけれど、シーズンを通しての結果は出せなかった」

「今年からタイヤが変わって、最初のレースで(その特性を)掴めたかなと思った。しかし、結果として成績を残すことはできなかった。最後までタイヤの特性を掴みきれないまま終わっちゃったのかなと思います」

「どう切り替えればいいのか、難しいですけど……またこのクルマで開幕戦の舞台に立ったら、頑張りたいと思います」

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 最終戦JAF鈴鹿グランプリ
サーキット 鈴鹿サーキット
ドライバー 山本 尚貴
記事タイプ 速報ニュース