抜群の燃費走行。ローゼンクヴィスト「フォーミュラEの経験が活きた」

スーパーフォーミュラ第6戦でバツグンの燃費走行を成功させたローゼンクヴィストは、「フォーミュラEでの経験が活きた」と語った。

 スポーツランドSUGOで行われたスーパーフォーミュラ第6戦。前回に続き、見事な燃費走行で無給油作戦を決めたフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)は5位に入賞。チャンピオン争いにも生き残った。

 12番手からスタートしたローゼンクヴィストは、序盤からきっちりとペースをコントロールし燃費走行を徹底。ただ小林可夢偉(KCMG)も同じ作戦をとっていたため、思うようなペースで走れず、結果的にピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)や中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)を逆転することができなかった。

「全体的に良いレースだったと思う。ただ(小林)可夢偉も同じ戦略をとっていたみたい。彼の方がペースが遅かったけど、追い抜くことができなかった。ピットストップしたドライバーたちに先行される状態で、タイムをロスした感じはあった。スタートで彼を抜いていれば、もう少し展開は変わっただろう。少し残念だけど、12番手スタートから、しっかりポイントを稼ぐことができたから良かったと思う」

 そう語ったローゼンクヴィスト。4戦連続の表彰台の可能性もありながら、それが果たせなかったとして、悔しそうな表情を見せていた。

 今回のSUGOでは、何台かのマシンが無給油作戦にトライした。しかし、山本尚貴(TEAM MUGEN)は残り2周でガス欠。小林も最終ラップで別のトラブルが発生しスローダウンしてしまった。他にも何台かが無給油を試みたが、予想に反してセーフティカーが出ない波乱が少ないレースになったこともあり、終盤になってピットに駆け込むマシンが後を絶たなかった。

 その中で、最後まで安定したラップタイムを刻んだローゼンクヴィスト。フォーミュラEで行なっているエネルギーマネジメントが役に立ったという。

「毎ラップ、燃料の残量をエンジニアに伝えていた。それで、無給油でいくためにどれくらいセーブをしなきゃいけないかを常に把握しながら走っていた。同じようなことはフォーミュラEでいつもやっていて、その経験が生きた」

「朝のフリー走行からテストをして、チームとしてもしっかりとした燃費計算を出すことができていた。クルマのバランスも良かった。パーフェクトな戦略だったと思う」

 これで合計28.5ポイントとなり、トップから5ポイント差の3位で最終戦を迎えるローゼンクヴィスト。チャンピオン争いへの意気込みについて、次のように語った。

「第6戦を終えた時点で、チャンピオン争いに残れたのは本当に嬉しい。でも、まだ少しだけ改善しなきゃいけない部分もある。全体的に純粋なペースが十分とは言えない状況だ。最終戦ではそこを補わないといけない」

「開幕戦では苦戦したけど、そこからパフォーマンスを毎回改善してきた。最後までベストを尽くして一生懸命頑張る」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第6戦SUGO
サブイベント 日曜日 決勝
サーキット スポーツランドSUGO
ドライバー フェリックス ローゼンクヴィスト
チーム Team LeMans
記事タイプ 速報ニュース