最終戦鈴鹿:土曜FPは赤旗4度の大波乱。伊沢拓也がトップタイムマーク

シリーズ最終戦、第16回JAF鈴鹿グランプリの土曜フリー走行が行われ、伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムとなった。

 2017全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦、第16回JAF鈴鹿グランプリの土曜フリー走行が行われ、伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムをマークした。

 日本列島に接近中の台風21号の影響で、鈴鹿サーキットには朝から雨が降り続き、フリー走行は気温18度、路面温度18度、ヘビーウエットのコンディションで行われた。

 天候の悪化で午後に予定されている公式予選が実施できなくなった場合、このフリー走行のベストタイムでレース1のグリッド順が決定、レース2はセカンドベストタイム順でグリッドに並ぶことになるため、多くのマシンがセッション開始から予選さながらのアタックを実施した。

 セッション開始10分を過ぎたタイミングで、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がスプーンカーブでクラッシュ。これにより、セッションは赤旗中断となった。

 この段階でトップは伊沢の1分54秒694。自力タイトル獲得の可能性を残すドライバーの中では、ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)が3番手で最上位。石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)が4番手、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は5番手、フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)も7番手としっかりと上位に顔を出した。

 約15分ほどの中断の後にセッション再開となった。しかし直後にナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)が逆バンクのグラベルでマシンストップし、再びの赤旗掲示となった。

 残り34分過ぎに再びコースオープン。合計2回の中断時間が長かったこともあり、当初は10時10分までだったセッション時間が10時20分まで延長。ただ、雨が強くなりコースコンディションは悪くなる一方でタイムを伸ばすマシンは少なく、ガスリーやローゼンクヴィストはアタックを中断してピットに戻った。

 そんな中でも小林可夢偉(KCMG)は積極的に周回。綱渡りのような状態の中で見事にマシンを操り自己ベストタイムを更新、9番手まで浮上した。これを見た多くのマシンが、セカンドベストタイムを更新すべくコースインした。

 残り13分の段階でガスリーもコースインしたが、ダンロップ出口で伊沢がスピン。セッション3度目の赤旗掲示となった。

 マシン回収自体はすぐに済み、残り7分にセッション再開となると、わずかでもタイムアップしようと各車がアタックに向かう。しかし、塚越広大(REAL RACING)がスピンし、ダンロップ外側のグラベルでマシンストップ。4度目の赤旗掲示となりそのままセッション終了となった。

 結局、伊沢がトップタイムのままで、2番手にはチームメイトの野尻智紀、3番手にガスリーがつけている。なお、伊沢はセカンドベストタイムでもトップタイムを記録しており、もし予選が中止となれば、伊沢が両レースともにポールポジションからスタートする形となる(予選中止の場合は、ポールポジションボーナスは付与されない)また、ガスリーはベストタイム、セカンドベストタイムともに石浦を上回っている。

スーパーフォーミュラ最終戦『第16回JAF鈴鹿グランプリ』:リザルト

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 最終戦・第16回JAF鈴鹿グランプリ
サーキット 鈴鹿サーキット
記事タイプ 速報ニュース