石浦宏明、ランキング首位キープも「このままではまずい」と危機感

第5戦オートポリスで4位に入った石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)はポイントリーダーを維持したものの、ライバルの追い上げに危機感を感じたようだ。

 オートポリスで行われたスーパーフォーミュラ第5戦。石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)は、4位入賞となりポイントランキングトップを死守。しかし、ピエール・ガスリー(TEAM無限)、フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TeamLeMans)の追い上げに危機感を感じていた。

 予選8番手からのスタートとなった石浦は、他の上位陣と同じくミディアムタイヤでスタート。それでも比較的早い15周を終えたところでピットインし、ソフトタイヤに交換した。後半は国本雄資(P.MU / CERUMO・INGING)、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)に迫られるシーンもあったが、ポジションを守りきり4位でチェッカーを受けた。

 レースを振り返った石浦は、ローゼンクヴィストの4周目ピットインをみて、自身のピットストップの決断をもう少し早くできていればと語った。

「ソフトの方が調子が良かったので、先にミディアムを履いてしまおうと思っていたんですけど、フェリックス選手が4周目にピットインしたのをみて、少し判断が遅れてしまいました。本当はもっと早く入ろうと思っていました」

「本来なら一桁の周回数(10周以内)でピットインするつもりだったのですが、ちょっとエンジニアと一緒に迷ってしまいました。それがなく、大嶋と同じくらいに入っていたら、3位は見えていたかなと思います。それだけは反省点ですね」

「でも、今週は速くなかったので、その中で4位というのは悪くなかったかなと思います。チャンピオンシップを考えると次のレースに向けて、予選からもっと速く走れるようにならないといけないなと思います」

 ローゼンクヴィストのように早めにピットインしてソフトタイヤでのロングラン作戦を考えていた石浦。それでも、彼が4周目に入って最後まで燃料が保ったというのは、予想外だったという。

「僕たちの計算では、攻めたとしても6周目でした。ドライバー(の力)での燃費では、そんなに差がつかないので、なんでだろうという感じですね」

 注目のチャンピオン争いだが、石浦は30.5ポイントで首位キープ。そこにガスリーが25ポイントで2位浮上、ローゼンクヴィストも24.5ポイントで3位と今年注目の外国人ドライバー2人がチャンピオン争いに本格的に加わってきた。

 これには石浦も、危機感を感じている様子だった。

「ここに来る前も同じ5.5ポイント差だったのですが、相手が変わったし、しかも皆んな安定して表彰台に乗っているので、このままじゃまずいです。マシンもさらにレベルアップが必要ですね」

「とはいえ、最終戦ではボーナスポイントもあるので、このまま行けば(みんなが)もつれたまま最終戦に行って、そこで勝負になると思います」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第5戦オートポリス
サーキット オートポリス
記事タイプ 速報ニュース