2度目の戴冠となった石浦宏明「小さな積み重ねがタイトルに繋がった」

2度目の王者獲得となった石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)は、会見でチームの努力とレースでの自信がチャンピオンに繋がったと語った。

 2017全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦、「第16JAF鈴鹿グランプリ」は日本列島に接近中の台風21号の影響を受け、日曜日に行われる予定だったレース1、レース2ともにキャンセルされた。このため、予選までの結果で石浦宏明(P.MU / CERUMOINGING)の2015年以来2度目のチャンピオン獲得が決定した。

 思わぬ形でタイトルが決定した石浦は、日曜日のレースに向けて集中をしていた中で開催中止を知ったという。

 石浦は急きょ開かれたシリーズチャンピオン会見で「数時間前にレースの開催中止を知らされるまでは、明日のレースに向けて集中していました。チャンピオンは素直に嬉しいですし、11戦しっかり戦えたことがこの結果に繋がっていると思います。才能あるドライバーたちと戦えたということが、自分にとっても良い経験になったし自信になりました」と、シーズンを振り返った。

「今回のレースは残念でしたけど、良いシーズンを送れたと思うのでチームに感謝しています。毎レース良いクルマを用意してくれて、時には僕の方からたくさん要求することもあったんですけど、常に万全の準備をしてくれました。そういう小さな積み重ねがチャンピオンシップに繋がったと思います」

 また、P.MU / CERUMOINGING2年連続チームタイトル獲得も決定。昨年チャンピオンに輝いた国本雄資と合わせて、3年で5つのタイトルを獲得したことになる。

「チームにとっては、3年連続のドライバーズタイトルと2年連続のチームタイトル獲得です。自分たちとしてはチームワーク良く出来ていると思いますし、タイトルを毎年獲るっていうのは滅多にできることではないことですが、複数回獲っているということはチームも自分も含めて、しっかり実力がついてきたんだなと感じられて嬉しいですし、チームに感謝したいです」

 今季は初のタイトルを獲得した2015年より、決勝で力強いレースができていたという石浦。良いシーズンを送れているという自信がチャンピオンを引き寄せたと言えるだろう。

今回は結局こういうコンディションで特殊なレースになってしまったので、どっちが獲っても仕方ないかなと思っていました。今シーズンは良い戦いをしてきたという自信を持っていたので、自分としてはできることをして結果を受け入れようと、落ち着いてレースに臨めたかなと思います」

 最終的にピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)とは0.5ポイント差でチャンピオンを獲得することになったが、シーズンを振り返った石浦は第4戦もてぎでのレースが大きな鍵になったと語った。

「鍵になったのはもてぎですね。2スペック制タイヤのおかげで、見ているファンの方にも見応えあるレースだったと思います」

「最後尾まで下がってから、3位が目の前っていう状況でゴールしましたけど、自分たちもそこまで上がっていけると予想していたわけではありませんでした。ただ諦めずにいけたことと、決勝ペースでしっかり強いクルマをエンジニアが作ってくれました

 また、今季はポールポジションが1回のみで、初タイトルを獲得した2015年(PP3回)と比べると少なかったが、その分決勝レースで強さを発揮できたと語った。

「今季ポールは1回(第2戦岡山レース2だけだと思うんですけど、前回チャンピオン獲った時はもっと予選が速かったのでそこは悩みだったんですが、決勝に関しては強いレースができました。今季は結構オーバーテイクできたので、課題としているところにチャレンジできた1年だったかなと思います」

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 最終戦・第16回JAF鈴鹿グランプリ
サーキット 鈴鹿サーキット
記事タイプ 速報ニュース