2位のピエール・ガスリー「オーバーテイクボタンが残っていれば…」

第6戦SUGOを僅差の2位で終えたピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)は、オーバーテイクボタンを使い切っていたことを悔しがった。

 スポーツランドSUGOで行われたスーパーフォーミュラ第6戦。今回も安定した走りで2位表彰台を獲得したピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)。僅差での2位チェッカーに「オーバーテイクボタンが残っていれば…」と悔やんでいた。

 3番手からスタートしたガスリーは、今回も好ダッシュをみせ2番手に浮上。そこから関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)を追いかけるレースとなった。

「今回もスタートが重要だと思っていたから、そこでいいスタートが切れて良かったよ。関口選手の後ろでレースを進めていくことになった。その後はタイヤのマネジメントに苦しんだね。最初はフロントが厳しくなってその後はリヤタイヤもキツくなってきた。中盤になってグリップ感も上がってきてプッシュすることができたよ」と振り返ったガスリー。

 終盤になるとマシンバランスも改善されたのか、ペースが良くなり、関口を追い詰めていく。しかし、肝心なところでオーバーテイクボタンが残っておらず、横に並びかけるチャンスを逸してしまった。

「最後の10周でピットストップしたけど、それもうまく行った。チームに感謝したいね。終盤はクルマも非常に速くて関口選手にも近づけた。でもオーバーテイクボタンが残っていなくて、チャンスを作れなかった。あと1つ残っていれば抜きにいけたかなと思う。ちょっと残念だね」

「スタート後の1周目で1回使って、ピットイン前に中嶋選手との差を広げるために3回使った。そしてピットアウトの時に1回。今考えると、ここで使わなくても良かったのかなと思うけど、まあ仕方ないね。でも全体的にはいいレースだったと思う。3戦連続の表彰台は本当に良いこと。チームとホンダに感謝しているよ」

 3戦連続の表彰台で、ランキング首位の石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)に0.5ポイント差まで接近。最終戦でのチャンピオン争いに注目が集まる。

 最終戦の舞台となる鈴鹿サーキットはシーズン前のテストでは好調だったものの、開幕戦ではトラブルもあり苦戦を強いられてしまった。しかし、シーズンを通して、パフォーマンスも格段に向上していると自信をみせていた。

「確かに開幕戦は苦戦したけど、クルマのパフォーマンスはかなり良くなったし、タイヤに関しても理解度が深まった。間違いなくシーズン序盤より力強い走りができると思うよ。しかも開幕戦ではトラブルもあって、自分のパフォーマンスを最大限出せなかったからね。もちろん、これからやらなければいけないこともたくさんあるけど、エキサイティングなレースウィークになると信じているよ」

「シーズン前同様に全開で攻め切りたいね」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第6戦SUGO
サーキット スポーツランドSUGO
記事タイプ 速報ニュース