
2018スーパーフォーミュラ第5戦もてぎ。1年半ぶりに参戦する中山雄一は、予選でQ3進出、決勝でポイント獲得を目標に掲げた。
今週末、ツインリンクもてぎで開催されるスーパーフォーミュラ第5戦。今回、carrozzeria Team KCMGから1年半ぶりに参戦を果たす中山雄一が、週末に向けての意気込みを語った。
carrozzeria Team KCMGの18号車は小林可夢偉が開幕戦からドライブしているが、今回は中嶋一貴とともにWEC(世界耐久選手権)シルバーストン6時間レースに参戦するため、もてぎラウンドは欠場。代わりにステアリングを握るのは2016年まで同チームで参戦していた中山だ。
スーパーフォーミュラのマシンに乗ること自体、久しぶりだという中山。ここ最近はスーパーGTをはじめ“ハコ車”のレースに参戦する機会が多く、「正直、視界にびっくりしましたね。ここ最近は“ハコ車”の視界に慣れてしまっていたので、そこを直すところからスタートでした」と語った。
ただ、レギュラーシートを失い、もどかしい気持ちは少なからずあったという。
「1年半の間、スーパーフォーミュラに参戦できていなくて、外から(SFを)観ていました。以前参戦していた時は、最後の方は0.1秒上がればQ2に進めるようなポジションにいました。あとちょっと上手くいけば、上位に行けそうだったのにな…というところで終わってしまったので、この1年半は色々な思いを抱えていたところはありました」
「でも、今回はそういった細かいことは忘れて、純粋にクルマを走らせることだけに集中するという気持ちで行こうと思います」
「まだトップとはタイム差はありますけど、今日はひとつひとつ課題をクリアできたかなと思います。あとは明日の予選までにもっと詰めていきたいですね」
今日のセッションはトップから1.6秒差の19番手に終わった中山。週末の予選と決勝の目標を、次のように語った。
「まずは自分の力を出し切るというのが目標ですが、結果という点でいくと予選ではQ3進出ですね。また決勝ではポイントを獲得したいですね。今まで3シーズンやって1.5ポイントしか獲っていないので、それを更新したいです」
この記事について
シリーズ | スーパーフォーミュラ |
ドライバー | 中山 雄一 |
執筆者 | 吉田知弘 |