2019年F1復帰目指すウェーレイン、スーパーフォーミュラ参戦も検討か
F1シートを失い、DTMに復帰したウェーレインは、2019年のF1復帰を目指しており、スーパーフォーミュラへの参戦も検討しているようだ。






パスカル・ウェーレインは2019年のF1復帰を諦めておらず、2018年はDTMに加えて他のカテゴリーにも参戦を検討しており、その中にスーパーフォーミュラが含まれていることを認めた。
ザウバーがフェラーリとの距離を縮め、フェラーリ育成ドライバーであり2017年のF2チャンピオンであるシャルル・ルクレールのF1昇格が決まったことでF1シートを失ったウェーレイン。今週水曜日、2015年にチャンピオンに輝いたDTMに復帰することがメルセデスより発表された。
しかしウェーレインはF1復帰をまだ諦めていないと語り、DTM以外にもひとつかふたつ、他のプログラムに参加することを検討していると明かした。
2018年のスーパーフォーミュラ参戦も選択肢のひとつかと問われると、彼は「そうだ。そのチャンスはまだ残っている」と答えた。
「僕は(DTMの他に)プログラムを追加することができる」
ウェーレインは2015年にDTMの最年少チャンピオンに輝き、2016年にマノーからF1デビューを果たした。
DTMで戦うこの1年が、F1復帰の可能性を高めることにつながるかと訊かれると「そう思う。もし最初から強さを発揮できれば、より良いポジションに身を置くことができる」
「しかし、それについてはあまり考えていない。僕はただ今年ベストを尽くしたい。そして来年、良いポジションにいることを願っている」
ウェーレインはDTM復帰は常に選択肢のひとつだったと述べ、最終的には先月合意に達したという。しかし今年レースをせずに休養する可能性も、彼の心の中をよぎったと認めた。
「僕は決して(DTMの)チームとの接触を失ったことはなく、実際にいくつかのレースを観に行った」
「2015年にチャンピオンを獲得したHWAのチームやメカニック、そしてメルセデスDTMのボスであるウルリッヒ・フリッツとも会いに行った」
「だから、DTMへの復帰はいつも選択肢にあった。そしてそれから、今年は僕がレースをしない年になるかもしれないとも思った。僕はまだ23歳で、そんなことは想像もできなかった」
「僕がやりたいことが何かを認識するまで、少し時間がかかったんだ」
ちなみに、今季のスーパーフォーミュラの参戦ラインアップは、ホンダ勢がB-Max Racing以外を発表済み。トヨタ陣営も近日中にラインアップを発表するとみられている。
この記事について
シリーズ | スーパーフォーミュラ |
ドライバー | パスカル ウェーレイン |
執筆者 | Jack Cozens |