スーパーフォーミュラ

今季初優勝の山本尚貴「逃げ切るレースをしようと思っていた」

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今季初優勝の山本尚貴「逃げ切るレースをしようと思っていた」
執筆:
2019/06/23 10:53

2019スーパーフォーミュラ第3戦SUGO。今季初優勝を飾った山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は、チャンピオンらしい力強いレース運びを見せた。

 スポーツランドSUGOで行われた2019全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦決勝。今季初優勝を飾った山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)はスタートから逃げ切るレース運びに徹したと語った。

 今週末は走り出しから好調で、予選Q2ではコースレコードを塗り替える速さをみせた山本。その後のQ3が突然終了する形となり、ポールポジション獲得にも浮かない表情をみせたが、それを吹き飛ばすような快走をみせた。

 ソフトタイヤを履いてスタートした山本は、序盤から後続を引き離す好ペースで周回。1周目にピットインした野尻智紀(TEAM MUGEN)に対して一時は差を詰められるシーンがあったが、レース中盤にはペースを取り戻し、最終的に50秒以上のリードを築いたところでピットイン。ミディアムタイヤに交換してからも好ペースを維持し、終盤に入ったセーフティカーも冷静に対処。まさにチャンピオンらしい貫禄あるレースを見せた。

「チームを移籍して初めての優勝、それもポール・トゥ・ウインという形で、完璧な勝利を挙げることができたということで、非常に嬉しく思うと同時に、本当に素晴らしいクルマを用意してくれたチーム、そしてスポンサーの皆さんに感謝しています」

 レース後の記者会見で、そう語った山本は、セーフティカーの可能性があることを承知の上で、ポールポジションから先行逃げ切りの戦略でいくと決めて臨んだという。

「ポールポジションからのスタートでセーフティカーのことも当然考えました。色々な状況を想定して戦略は立ててたものの……やっぱりポールなので、スタートを決めて逃げ切るレースをしようということで、戦略を決めました」

「レースの展開にも恵まれて、セーフティカーもほとんど影響のないタイミングで入ったので、こうして勝つことができたと思っています」

 これで、トータル27ポイントに伸ばした山本。これでランキング2位のニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)に対して11ポイントの差をつけ、早くも2年連続チャンピオンが見えはじめてきた。

 しかし山本は、さらに気を引き締め、地に足をつけて残りのレースを戦っていきたいと語った。

「確か、昨年のSUGO大会を終えた後も11ポイントリードで同じ点数だったので、全く安心はできないです。仮に次(僕が)ノーポイントでランキング2位の選手がポール・トゥ・ウィンをすれば同点になってしまうので、あってないような差だと思います」

「ただ、昨年と大きく違うのはどのサーキットに行っても上位で戦える、レベルの高いクルマとチームの戦略があります。そこが強みだと思うので、それを活かしてさらに伸ばせられるよう自分としても力をプラスして、最後はちゃんとチャンピオンを獲れるような戦い方をしたいなと思います」

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第3戦:SUGO
ドライバー 山本 尚貴
執筆者 Tomohiro Yoshita