SF第2戦 岡山|専有走行は野尻がトップ、デビュー戦の宮田が9番手につける
2020年のスーパーフォーミュラ第2戦岡山。土曜午前の専有走行ではホンダ/M-TECエンジン勢が上位を占め、野尻智紀(TEAM MUGEN)がトップタイムを記録した。
写真:: Masahide Kamio
岡山国際サーキットで2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2戦開幕に先立って専有走行が行なわれ、野尻智紀(TEAM MUGEN)がトップタイムを記録した。
開幕戦もてぎは公式テストの名目で、金曜日も走行セッション行なわれた今年のスーパーフォーミュラ。しかし今週末の第2戦岡山は、土曜日の専有走行が週末最初の走行機会となった。
10時20分にグリーンシグナルが点灯すると、続々とマシンがコースイン。特に今回がデビュー戦となる宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、阪口晴南(KONDO RACING)はいち早くピットを後にし、積極的に走り込んでマシンに慣れようとしていた。
開始7分のところで大嶋和也(ROOKIE RACING)が1コーナーでクラッシュしてしまい赤旗中断となった。大嶋に大きな怪我はないとのことだが、左フロント部分が大きく破損してしまい、このセッションは修復作業に追われることとなった。
約15分の中断を経てセッションが再開されると、各車とも続々とタイムを更新。その中でも速さをみせたのがホンダ勢で、セッション開始から30分のところで野尻が1分13秒902をマークすると、セッション後半にはさらにタイムを縮め1分13秒741を記録。さらにチームメイトで今回も代役参戦となる笹原右京も3番手につけるなど、ホンダ勢の中でもTEAM MUGENが走り出しから好調な走りをみせた。
その後も、各車が積極的に周回を重ねたが、残り10分を切ったところで坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がコースオフを喫し2度目の赤旗中断に。残り時間が少なかったこともあり、このまま専有走行は終了となった。
結局、野尻が週末最初のセッションをトップで終え、2番手に大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、3番手に笹原が続くなど、ホンダ/M-TEC勢がトップ5を独占した。トヨタ/TRD勢のトップは関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の6番手となった。今回デビュー戦となる宮田が9番手、阪口は16番手、さらに高星明誠(Buzz Racing with B-Max)は18番手となった。
今日は、この後14時から60分間のフリー走行セッションが行なわれる予定だ。
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