SF第3戦 SUGO|雨模様となった専有走行は福住仁嶺がトップタイム
2020スーパーフォーミュラ第3戦SUGOはウエットコンディションで開幕することとなった。その最初のセッションとなった専有走行では、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムを記録した。
写真:: Masahide Kamio
2020全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦スポーツランドSUGOの専有走行が行なわれ、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムを記録した。
この日のSUGOは朝から雨模様となり、ウエットコンディションで専有走行がスタートした。気温も20度を下回る寒い状況の中、各車とも慎重に周回を重ねた。今回もレース中にタイヤ交換の義務があるため、セッション序盤はピットストップの練習を繰り返しているチームもいくつか見られた。
開始から20分を過ぎたところで今回がSFデビュー戦となるセルジオ・セッテ・カマラ(Buzz Racing with B-Max)が3コーナーの出口でスピンを喫した。バリアにマシンがヒットすることはなかったようだが、ランオフエリアでマシンが動けない状態となってしまい、赤旗が出された。
約10分の中断を経て再開されたのと同時に、セッション時間が5分伸ばされて、11時25分にチェッカーフラッグが出されることとも発表された。
各車とも一斉にコースインしてウエットコンディション下でのマシン状況を確認していたが、ここで速さをみせたのが前回の岡山大会でワンツーフィニッシュを飾ったJMS P.MU/CERUMO・INGING勢だ。坪井翔が1分19秒938でトップタイムを記録すると、2番手には石浦宏明が1分20秒525で続いた。その後も2台が周回を重ねるごとにタイムを更新していった。
このままこの2台が専有走行でワンツーを独占するのかと思われたが、残り5分を切ったところで路面上の水の量が減ってきたこともあって、ライバルたちもタイムを詰めてきた。大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が1分19秒340でトップタイムを更新すると、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)も1分19秒192をマークした。
さらに残り1分を切ったところでサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が1分18秒943でトップに躍り出た。これで終了かと思われたが、最後に福住が、フェネストラズのタイムを0.2秒も更新し、1分18秒726を記録。専有走行をトップで終えた。2位にはフェネストラズ、3位には平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が続いた。
途中にスピンを喫したセッテ・カマラは後半に走行を再開し、17番手で最初のセッションを終えた。
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