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SF 第5戦鈴鹿|山本尚貴がコースレコードを1.4秒更新し今季初ポールポジションを獲得

2020スーパーフォーミュラ第5戦鈴鹿。午前中に行なわれた公式予選では山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がポールポジションを獲得した。

山本尚貴 Naoki Yamamoto(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

Masahide Kamio

 鈴鹿サーキットで行なわれている2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第5戦。午後の決勝レースを前に公式予選が行なわれ、コースレコードを1秒以上も上回る1分34秒台を記録し、山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が今季初のポールポジションを獲得した。

 今週末はダブルヘッダーで行なわれる鈴鹿ラウンド。まずは第5戦のスターティンググリッドを決める公式予選が行なわれた。

 Q1は今回も2グループに分けて実施されたが、このうちAグループはピットアウト早々から山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)とニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が、少しでも有利なポジションでタイムアタックを行なおうと、サイドバイサイドのバトルを展開した。

 大半の車両はコースコンディションのチェックということですぐにピットに戻って新品タイヤを装着。残り4分を切ったところで続々とコースインしていった。

 ここで好タイムを出したのは石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)で、1分35秒800とコースレコードを更新する速さをみせトップに立ったが、それを上回ったのがキャシディ。1分35秒353をマークした。しかし、ここ2戦連続で表彰台に乗っている山本が1分35秒153を叩き出し、トップに浮上。ここでチェッカーフラッグとなりAグループをトップで通過した。2番手にはキャシディ、3番手には笹原右京(TEAM MUGEN)が入った。その一方で今シーズンは予選で好調な走りをみせているサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が8番手に終わり、Q1で敗退することとなった。

 続くBグループでは、開始直前に波乱が発生した。ランキング首位につけている平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)はミッション系のトラブルが発生してしまい、出走が叶わず。まさかのQ1敗退がここで確定してしまった。

 平川を除く9台でアタックが行なわれ、ここでトップタイムを記録したのは福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。1分35秒601でトップ通過を果たした。2番手には国本雄資(carrozzeria Team KCMG)、3番手には大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が続いた。このQ1で敗退となったのが山下健太(KONDO RACING)。1分36秒333で8番手に終わり、KONDO RACINGは2台揃ってQ1敗退となった。また鈴鹿初挑戦のタチアナ・カルデロン(ThreeBond DragoCORSE)は1分37秒649で9番手となった。

 続くQ2は14台の争いとなったが10分間のなかで戦略がかなり分かれた。大半のマシンはユーズドタイヤを装着してチェックラップを行なったのに対し、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は最初から新品タイヤを装着し、早々に1分35秒722を記録した。各車がピットに戻ろうというところで山本が新品タイヤを装着してコースイン。コース上にほぼ誰もいないタイミングでタイムアタックを仕掛け、1分35秒055をマークしトップタイムを更新した。

 これに対してセッション終盤になって各車が新品タイヤでタイムアタックを行なったが、野尻智紀(TEAM MUGEN)の1分35秒155が最高となり、山本がQ2トップ通過を果たした。2番手に野尻、3番手に牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)が続き、ホンダ/M-TECエンジン勢がトップ3を独占した。これに対しQ1で好タイムを記録していた国本は0.007秒差で9番手となったほか、キャシディも11番手に終わり、ともにQ2で姿を消すこととなった。

 国内トップフォーミュラでは前人未到となる1分34秒台の記録が期待された最終Q3だが、セッション開始早々にそれが実現されることとなった。グリーンシグナルが点灯すると山本、牧野、大湯の3台が新品タイヤを装着しタイムアタック。ここで山本が1分34秒749をマークした。牧野、大湯とも1分35秒前半のタイムを記録しピットに戻った。

 残り4分を切ったところで各車が新品タイヤを装着してコースイン。序盤にアタックした3台も2セット目の新品タイヤを履いてピットを後にした。

 ここでトップタイムを塗り替える走りを見せたのが野尻。コース後半でタイムを稼ぎ、1分34秒648で山本を逆転しトップに躍り出た。しかし、2度目のアタックとなった山本もベストタイムを上回っていき、1分34秒533を記録。0.115秒差で逆転し今季初のポールポジションを決めた。2番手には野尻、3番手には福住が入りホンダ/M-TECエンジン勢がトップ3を固めた。トヨタ/TRDエンジン勢では中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)の4番手が最上位となった。

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順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Japan 山本 尚貴 DoCoMo Team Dandelion Racing 5 1'34.533     221.141
2 Japan 野尻 智紀 Team Mugen 3 1'34.648 0.115 0.115 220.873
3 Japan 福住 仁嶺 DoCoMo Team Dandelion Racing 2 1'34.809 0.276 0.161 220.498
4 Japan 中嶋 一貴 Vantelin Team TOM'S 2 1'34.917 0.384 0.108 220.247
5 Japan 牧野 任祐 TCS Nakajima Racing 5 1'34.935 0.402 0.018 220.205
6 Japan 小林 可夢偉 carrozzeria Team KCMG 4 1'35.082 0.549 0.147 219.864
7 Japan 大湯 都史樹 TCS Nakajima Racing 5 1'35.099 0.566 0.017 219.825
8 Japan 笹原 右京 Team Mugen 4 1'35.764 1.231 0.665 218.299

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