予選レポート

スーパーフォーミュラ 第7戦:もてぎ

タイトル争いに踏みとどまる会心の一撃! 野尻智紀が驚速アタックで今季3度目ポール。ローソン3番手、宮田8番手|スーパーフォーミュラ第7戦もてぎ

スーパーフォーミュラ第7戦もてぎの予選で、野尻智紀が今季3度目のポールポジションを獲得した。

戎井健一郎

編集: 2023/08/19 8:21

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野尻智紀, TEAM MUGEN

 8月19日、モビリティリゾートもてぎでスーパーフォーミュラ第7戦の公式予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは野尻智紀(TEAM MUGEN)だった。

 2023年シーズンも終盤戦に突入したスーパーフォーミュラ。残すは2大会3レースで、第7戦の舞台は真夏のもてぎだ。サーキットは今季一番の暑さとなり、予選日午前のフリー走行から気温は30℃を超え。14時50分の予選開始時も気温33℃、路面温度46℃という暑さだった。

 2組に分かれて行なわれるQ1のA組では、タイトルコンテンダーのリアム・ローソン(TEAM MUGEN)、前戦ポールシッターの牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)ら11台が出走した。セッション開始直後はチェック走行やフロントタイヤの皮むき走行にとどめるドライバーが多い中、大嶋和也(docomo business ROOKIE)だけが最初のコースインでタイムアタックを実施し、1分33秒684を記録した。

 その大嶋のタイムはセッション終盤に次々塗り替えられていき、最終的には牧野が1分32秒983でトップ通過。前戦に続いて好調さを見せつけた。2番手には今季ノーポイントと苦戦中の関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が入り、ローソンも3番手で順当にQ2に駒を進めた。以下阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)、小林可夢偉(Kids com Team KCMG)までがQ2進出となった。

 続くQ1 B組はポイントリーダーの宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)の他、今季それぞれ2度のポールを獲得している野尻智紀(TEAM MUGEN)、大湯都史樹(TGM Grand Prix)など、予選Q2常連の猛者が揃うグループ。A組セッションと比べて路面コンディションもかなり改善され、激しいタイム更新合戦が繰り広げられた。

 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)がA組トップタイムを上回る1分32秒849でトップに立つと、宮田が1分32秒619、野尻が1分32秒66でそれを更新。しかしそれを大きく上回るペースでアタックしたのが大湯。1分32秒387という好タイムでQ1 B組トップ通過を決めた。A組のローソン含め、宮田、野尻、坪井とタイトル候補のドライバーは軒並みQ2に進むことができた。

 7分間のQ2で速さを見せたのは、午前のフリー走行でもトップだった野尻。ただひとり1分31秒台のタイムをマークし、今季3度目のポールポジションを手中に収めた。

 2番手に食い込んだのはルーキーの太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。前戦富士で自己最高の3番グリッドを獲得し勢いに乗る太田が、自己ベストを更新するアタックを見せた。タイトルを争うローソンは3番手、宮田は8番手だった。

 野尻はポール獲得によりボーナス3点をゲット。ランキング上位勢の獲得ポイントは宮田86点、ローソン86点、野尻64点。ランキング3番手の野尻は今回優勝してもランキング2番手以上には上がれない状況だが、鈴鹿大会に向けて三つ巴のタイトル争いに持ち込むためにも重要なレースを迎えることになる。

 

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