ドライでも速い! 牧野任祐が鈴鹿テスト“完全制覇”目前の3連続一番時計。山本尚貴、岩佐歩夢が続く
スーパーフォーミュラ鈴鹿公式合同テストの2日目は、心配された雨も降らず、午前中のセッションはダンプコンディションのちドライコンディションに。トップタイムは牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。
2月22日、2024年スーパーフォーミュラ公式合同テストの2日目が鈴鹿サーキットで行なわれた。午前セッションのトップタイムは牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。
テスト初日は終始ウエットコンディションとなった鈴鹿テスト。2日目も雨がちになるとの予報が出ていたが、心配された雨は降らず、10時45分からのセッション3が始まる頃には青空も見え始めていた。
ただ、路面は各所で濡れているダンプコンディションということもあり、セッション序盤は各車ウエットタイヤで数周のチェック走行を行なうのみにとどめ、全くコースに出ないドライバーもいた。その一方で、ルーキーの岩佐歩夢(TEAM MUGEN)は序盤からウエットタイヤで精力的に周回した。
セッションが折り返しに近付いたタイミングで、先陣を切ってドライタイヤへの周回をスタートさせたのは山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)。他を大きく上回る1分40秒台のタイムを出した。その一方で路面状況がトリッキーなところも残っているようで、ラウル・ハイマン(TGM Grand Prix)と小林可夢偉(Kids com Team KCMG)は共に最終コーナー立ち上がりで全く同じ形で挙動を乱しコースオフ。赤旗の原因を作った。
セッション後半、特に終盤30分はほとんどのマシンがドライタイヤでアタックを行なった。野尻智紀(TEAM MUGEN)が1分38秒台のタイムでトップに立つと、テオ・プルシェール(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)らがトップタイムを更新した。
しかしその後、牧野が1分37秒455をマーク。大幅にタイムを更新してトップになった。その後山本、岩佐が好タイムをマークするも牧野には約コンマ3秒及ばず、牧野のトップでセッション終了となった。牧野はウエットの初日から数えて3連続のセッショントップとなった。
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