レースレポート
スーパーフォーミュラ 第11戦・第12戦鈴鹿
鮮やか大外刈り! スタートで首位奪ったイゴール・オオムラ・フラガが初優勝。“3強”以外の勝利は3年ぶり|スーパーフォーミュラ第10戦決勝レポート
スーパーフォーミュラ第10戦は、イゴール・オオムラ・フラガが初優勝を飾った。
戎井健一郎
公開日時: 2025/11/23 2:09
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Igor Fraga, PONOS NAKAJIMA RACING
写真:: Masahide Kamio
11月23日(日)、スーパーフォーミュラ第10戦鈴鹿の決勝レース(19周)が行なわれた。優勝したのはイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)だった。
今週末、合計3レースが行なわれる今季最終ラウンド。土曜の第11戦の後、日曜午前に行なわれた第10戦は、本来10月に富士スピードウェイでのレースとしてカレンダーに組み込まれていたもの。しかし富士では天候不良で第10戦の決勝レースを実施することができず、富士での予選結果を基にして鈴鹿で代替レースを行なうこととなった。周回数は19周と短く、タイヤ交換義務もないスプリントレースだ。
ポールポジションは、ランキング4番手につける牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。初優勝を狙うフラガを挟んで、ランキング3番手の太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が3番グリッドに並んだ。その隣4番グリッドもタイトルコンテンダー、ランキング2番手の岩佐歩夢(TEAM MUGEN)だ。
一方、ポイントリーダーの坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)。レース前の時点でライバルに対して16.5ポイントのリードがあった坪井にとっては、少しでも前の順位でフィニッシュしてチャンピオン争いのマージンを守りたい状況だった。
レースは快晴の下で9時50分にスタート。牧野はイン側偶数グリッドのフラガを牽制しながら1コーナーに向かったが、フラガはアウト側に回って豪快にオーバーテイク。スタートが最重要と言えるスプリントで、値千金の首位浮上であった。
牧野はオーバーテイクシステム(OTS)を使いながらフラガの1秒差前後で肉薄する中、3番手太田はやや離される格好。その後ろは岩佐、野尻智紀(TEAM MUGEN)、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)が続き、7番手坪井は前を行くホンダ勢を追いかけれられるペースはなく、逆に後続の大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)からプレッシャーをかけられていた。
またピットストップのない19周のレースとあって、スタート後はパレードラップのようなレースになるのではないかと心配する声もあったが、中団ではオーバーテイクが頻発。1コーナーへの飛び込みに向けて、ホームストレートで3ワイドになるような場面もあった。
フラガは牧野との差を2秒前後まで開き、その後はセーフティリードを築いたままでトップチェッカー。スーパーフォーミュラ参戦1年目ながら、シリーズ初優勝を決めた。また、ここ数年TOM'S、MUGEN、DANDELIONの“3強”が勝利を分け合ってきたが、この3チーム以外のドライバーが勝利するのは2022年第8戦もてぎ、TEAM IMPULの関口雄飛以来3年ぶりであった。
2位は牧野、3位は太田。岩佐、野尻、佐藤、坪井というオーダーでのフィニッシュとなった。これで午後に行なわれる最終戦のタイトル争いは4名に絞られ、坪井116.5ポイント、太田107ポイント、牧野107ポイント、岩佐104ポイントという状況。最終戦は岩佐がポールポジション、太田が4番グリッド、牧野が5番グリッド、坪井が7番グリッドからスタートする。
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 イゴール・オオムラ・フラガが参戦1年目で初優勝!|スーパーフォーミュラ第10戦鈴鹿:決勝速報
次の記事 苦労人のブラジリアンが大粒の涙。スーパーフォーミュラ初優勝のイゴール・オオムラ・フラガ「親がどれだけ苦労してここまで来させてくれたか……」
More from
戎井健一郎

グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう
スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラ 21 時間前
グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう

次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」
WEC
WEC
Fuji
2 日前
次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」

DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ
スーパーGT
スーパーGT
第6戦:SUGO
8 日前
DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ
最新ニュース

ボッタス、3戦連続でペレスの前を走れず。バクーでは全くついていけず大差つけられ「調べなければいけないことがたくさん」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
2 時間前
ボッタス、3戦連続でペレスの前を走れず。バクーでは全くついていけず大差つけられ「調べなければいけないことがたくさん」

「僕はトップクラスのドライバー。そう言うことを恐れていない」エステバン・オコン、今季最高8位で改めて示す自信
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
2 時間前
「僕はトップクラスのドライバー。そう言うことを恐れていない」エステバン・オコン、今季最高8位で改めて示す自信

F1で”勝てる”日本人を育てたい……トヨタの本気「すごい才能は、絶対どこかに埋もれている」……トムスのSFL参戦終了も、裾野を広げる活動の一環
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
2 時間前
F1で”勝てる”日本人を育てたい……トヨタの本気「すごい才能は、絶対どこかに埋もれている」……トムスのSFL参戦終了も、裾野を広げる活動の一環

F1バーレーンGP ”in マレーシア”ってどういうコト!? 長いF1の歴史でも異例のレアケースを解説
F1
F1 F1
バーレーンGP
3 時間前
F1バーレーンGP ”in マレーシア”ってどういうコト!? 長いF1の歴史でも異例のレアケースを解説
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録