予選レポート
スーパーフォーミュラ 第1戦・第2戦鈴鹿
野尻智紀、歴史を塗り替える“本山超え”ポール獲得。トップ3は昨日と全く同じ顔ぶれに|スーパーフォーミュラ第2戦
スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿の予選では、野尻智紀が2戦連続のポールポジションを獲得した。
編集: 2025/03/09 3:15
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Tomoki Nojiri, TEAM MUGEN
写真:: Masahide Kamio
3月9日、スーパーフォーミュラ第2戦の公式予選が鈴鹿サーキットで行なわれた。ポールポジションは野尻智紀(TEAM MUGEN)だった。
前日に行なわれた第1戦の興奮冷めやらぬ中、ダブルヘッダーの2戦目が開幕した。10時15分にスタートした予選は気温11℃、路面温度18℃というコンディション。パフォーマンスに影響を与える日差しや風向きも前日とはやや異なっている印象だった。
Q1 A組の10分間のセッションには、開幕戦2位の岩佐歩夢(TEAM MUGEN)や前年王者の坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)ら11台が出走。ピットアウトした周にそのままピットへと戻り(いわゆる“アウトイン”)、タイヤ交換して残り7分ごろからアタックの準備に入っていく車両と、最初のコースインでコントロールラインを1度通過してから(=2周走行)アタック用のタイヤに交換し、残り5分ほどで再びコースインする車両と、それぞれシークエンスが分かれた。
その中でやはり速さを見せたのは、前日にフロントロウを手にしている岩佐で、1分37秒311というターゲットタイムを出した。これを超えるマシンはなかなか出なかったが、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分37秒236を叩き出してトップ通過を決めた。
牧野、岩佐に次ぐ僅差の3番手タイムを出したのはルーキーの小出峻(San-Ei Gen with B-Max)。開幕戦はギヤトラブルで見せ場を作れなかったが、リベンジへの意気込みを感じさせた。坪井も4番手で順当にQ2へと進んだ。
イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)も牧野からコンマ3秒落ちの好タイムをマークするも、同組7番手でQ1敗退。非常にハイレベルなグループだったと言えた。
前戦のポールシッター野尻とウイナー太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)ら10台が属するQ1のB組も、各車が思い思いの流れでアタックに向けてタイヤを温めていった。A組と比べるとスーパーフォーミュラ車両のラバーグリップが得られるためタイムも上がる傾向にあり、上位陣は1分36秒台のタイムに突入した。
トップ通過は野尻で、1分36秒633というタイム。佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、太田までが1分36秒台に入った。基本的には前日の開幕戦で速かったドライバーが順当にスピードを見せる中、Q1各組上位6台によってポールポジションを競うQ2が始まっていった。
10分間のQ2では、残り7分ごろからコースインして計測3周目でアタックするのがオーソドックスな戦略。坪井ら一部ドライバーは早めにコースインして一旦ピットイン→残り5分でコースして計測2周目にアタックした。
真っ先にアタックに向かったのは小出だったが、1分37秒585とやや低調なタイム。そこから各車に続々タイムを塗り替えられていった。
驚速タイムを出したのはやはり野尻。1分36秒060でトップに立った。岩佐は1分36秒170でまたしても届かず、太田も1分36秒209に終わり、野尻のポールが確定した。野尻、岩佐、太田というトップ3は前日の第1戦と全く同じだ。
これで野尻は通算21回目のポールポジションとなり、本山哲を上回って歴代単独トップ(※1996年フォーミュラ・ニッポン時代からの積算)となった。
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