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スーパーフォーミュラ合同・ルーキーテストがスタート。初日は先月初優勝のフラガが最速……岩佐ヘリで登場、注目の外国人勢は受難の1日に

スーパーフォーミュラの合同・ルーキーテストの初日は、イゴール・オオムラ・フラガが全体トップタイムだった。

Ayumu Iwasa, TEAM MUGEN

写真:: Masahide Kamio

 12月10日(水)、鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラの合同テスト兼ルーキーテストが開幕した。初日の最速タイムはイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)だった。

 来シーズンの行方を占う年末恒例の鈴鹿テストには、注目の外国人ドライバーや期待の若手など、総勢33名のドライバーがエントリーした。初日は午前に2時間15分、午後に2時間25分のセッションが行なわれた。

 また今回から、来季から導入されるセルロースエタノール混合の低炭素ガソリン(E10)が全車に入れられた。ただタイムは同時期のテストと比較して1秒前後落ちている印象であり、パワーダウンを感じるというドライバーの声も聞かれた。

 午前のセッションは、今季スーパーフォーミュラ・ライツ王者の野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)がトラブルによりストップし赤旗が出た以外はスムーズに進行した。トップタイムはフラガの1分37秒429で、セッション序盤にトラブルが起きていたというDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの牧野任祐と太田格之進が2番手、3番手につけた。

 また今季と違うチームでの出走となったドライバーの中では、福住仁嶺(docomo business ROOKIE)の5番手が最上位。一方でスーパーフォーミュラ初走行のドライバーの最上位は、野村の12番手だった。

 その他、新規参戦のTEAM GOHとDELiGHTWORKS RACINGは新車をシェイクダウン。それぞれ笹原右京と松下信治がステアリングを握った。

 今季F1序盤戦にアルピーヌから出走したジャック・ドゥーハンは、1分41秒581というタイムで22台中21番手。WRC(世界ラリー選手権)王者のカッレ・ロバンペラ(Kids com Team KCMG)は、フルプッシュをせずデータ収集等に専念し、ベストタイム1分44秒602で22番手だった。

 そのロバンペラは体調不良を訴えたことで午後のセッションに出走せず。したがって午後は1名減って21名の走行……になるはずだったが、当初2日目から参加の予定だった岩佐歩夢(TEAM MUGEN)が、アブダビでのF1ポストシーズンテストを終えると飛行機とヘリを乗り継いで鈴鹿入り。午後セッション開始から約1時間経過というタイミングでコースインが叶った。

Igor Fraga, PONOS NAKAJIMA RACING

Igor Fraga, PONOS NAKAJIMA RACING

写真: Masahide Kamio

 午後のセッションも、トップタイムは1分37秒158を刻んだフラガ。今季最終ラウンドで初優勝を記録した男が、勢いそのままに好調なテスト初日を過ごした。2番手はチームメイトの佐藤蓮で、冬の鈴鹿を得意とするNAKAJIMA RACINGのワンツーとなった。シーズンと異なるチームで出走しているドライバーのトップは、3番手タイムを記録した山下健太(Kids com Team KCMG)だった。

 一方、ドゥーハンはデグナーで外側の縁石に乗りすぎてしまい、スピン。リヤからスポンジバリアにクラッシュしてしまい、赤旗の原因を作った。なお、その後ドゥーハンは初日のメディア対応にも姿を現さなかった。

 またこの午後セッションからは、笹原に代わってアレクサンダー・ブルツの息子、チャーリー・ブルツがTEAM GOHのマシンをドライブした。

 テスト2日目の11日(木)も、午前と午後で4時間半の走行が行なわれる。

 

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