予選レポート

スーパーフォーミュラ 第8戦SUGO

今度こそ初優勝なるか? 岩佐歩夢が今季初ポール獲得|スーパーフォーミュラ第8戦SUGO予選レポート

スーパーフォーミュラ第8戦SUGOの予選では、岩佐歩夢(TEAM MUGEN)がポールポジションを獲得した。

戎井健一郎

公開日時: 2025/08/09 8:34

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Ayumu Iwasa, TEAM MUGEN

写真:: Masahide Kamio

 8月9日、スポーツランドSUGOでスーパーフォーミュラ第8戦の公式予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは岩佐歩夢(TEAM MUGEN)だった。

 既にシーズン後半戦に突入している2025年シーズンのスーパーフォーミュラ。タイトル争いの輪郭も見え始めている中で迎えるは、今季唯一のSUGO戦。サーキットの路面は今年再舗装を受け、午前のFP1ではルーキーの小出峻(San-Ei Gen with B-Max)がトップタイムを記録するなど、今回のレースはこれまでとは違った顔ぶれが上位に顔を出してくるかもしれない……そんな雰囲気を醸していた。

 予選は14時に気温31℃、路面温度49℃というコンディションでスタート。まずは2組に分かれてのQ1が行なわれたが、SUGOは1周が1分少しとコースが短いため、10分間のセッションで2度アタックを行なうドライバーも多かった。

 Q1のA組でトップタイムをマークしたのはランキング11番手のサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)。今季ベストグリッドはもてぎ戦での5番手だが、その更新も狙えるパフォーマンスを見せた。

 今季既に4度ポールを獲得しているランキング5番手の野尻智紀(TEAM MUGEN)も3番手でQ2に進出した一方、今季3勝でランキング2番手の太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は8番手でまさかのQ1ノックアウト。今季ワーストのグリッド8列目となった太田は無線でグリップ不足を訴えた。

 Q1のB組では、一部の車両が1回目のアタックを行なうセッション前半に、まさかの光景が飛び込んできた。予選でのパフォーマンスに注目が集まっていた小出が、S字を立ち上がりでストップしていた。小出はS字で縁石に大きく乗り上げジャンプし、そのまま止まってしまったが、オンボードを見るとその直前からコントロールを失っているようにも見え、右フロントタイヤに何らかのトラブルが発生した可能性がある。

 小出のマシンを回収するため赤旗が出された後、セッション再開。トップ通過を果たしたのはイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)で、2番手には岩佐が続いた。ポイントリーダーの坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)はタイムが伸びず、小林可夢偉(Kids com Team KCMG)のタイム更新でノックアウト圏内の7番手まで落ちてしまったが、2周連続のアタックで僅かに小林を上回ることに成功し、辛くもQ2に駒をすすめた。

 7分間のQ2では、比較的早いタイミングでアタックに入った岩佐が1分05秒517でタイムシートのトップにつけた。後続のライバルはこのタイムに肉薄できず、岩佐の今季ポールポジションが確定した。なお、最終盤には大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が最終コーナーでコントロールを失ってクラッシュ。本人は無事だったが、マシンは大きなダメージを負ってしまった。

 2番手はフェネストラズで、トムスからスーパーフォーミュラ復帰後の予選最上位。3番手の阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)も、今季初の予選トップ3となった。タイトルコンテンダーは、坪井が4番手、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が7番手、野尻が11番手だった。

 

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