予選レポート
スーパーフォーミュラ 第1戦・第2戦もてぎ
もてぎの2番グリッドは見飽きたわ! 太田格之進、“6度目の正直”でポール獲得。岩佐歩夢セットアップ外し3番手|スーパーフォーミュラ第2戦
スーパーフォーミュラ第2戦では、太田格之進がポールポジションを獲得した。
戎井健一郎
公開日時: 2026/04/05 2:47
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写真:: Masahide Kamio
4月5日(日)、モビリティリゾートもてぎでスーパーフォーミュラ第2戦の公式予選が実施された。ポールポジションは太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。
前日に行なわれた第1戦は、悪天候によりそのほとんどがセーフティカーランとなり、予定されていた周回数を消化することはできなかった。ただ日曜日は朝から快晴に恵まれ、午後も雨は降らない見込みだ。ただ前日の雨により、土曜朝の第1戦予選までにラバーが付着した路面は、汚れてしまったことだろう。もしくは雨足が強かったため、ラバー自体が流されてしまったかもしれない。
第2戦の予選は10時10分からスタート。2組に分かれて実施されるQ1からいきなり波乱模様となった。
まず10分間のQ1 A組がスタートすると、各車じっくりとウォームアップをしながら連続でフライングラップを実施し、ラストアタックに照準を当てていったが、A組に出走したホンダエンジン勢のドライバーは一様に「エンジンが吹けていない」と無線で訴えた。これは雨の第1戦決勝レースから複数のドライバーによって報告されていた症状であり、開幕戦で2位に終わった岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)も、この症状によって太田にトップを奪われた可能性があることを仄めかしていた。
こういった状況が影響してか、A組はトヨタ勢の速さが目立った。トップは前戦で4番手タイムを出した(※後に重量違反で失格に)福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)で、タイムは1分31秒341。以下山下健太(KCMG)で、岩佐、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)、大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、小出峻(ThreeBond Racing)までがQ1を突破した。
一方で昨年の上位勢であるイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)と牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)はまさかのQ1ノックアウト。春先はホンダ勢が速さを見せることが通例となっているが、Q2に進出した6台中4台がトヨタ勢だった。
一方のB組でも、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)がエンジンのバラつきを訴えるなどホンダ勢にとっては心配な状況と言えたが、トップ3はホンダ勢が独占。開幕戦ウイナーの太田が1分31秒158でトップ通過し、昨日トップフォーミュラ100戦目を迎えた野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)、佐藤、阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)、ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)までがQ2に進んだ。
12台によってポールポジションの座を争うQ2。各車が比較的ゆっくりとタイヤをウォームアップさせていく中、佐藤だけは早い段階でペースを上げて走り、ラストアタックに向かっていった。
まずターゲットタイムを出したのは太田で、タイムは1分30秒799。しかし岩佐がすぐさま1分30秒637でそれを更新した。そして太田は2周続けてアタックに入る一方、岩佐は前日同様1周クールダウンを入れて、ラストアタックに向かった。
太田の2回目のアタックは1分30秒369で、これで再びトップ浮上。あとはクールダウンを挟んだ岩佐のタイムに注目が集まったが、タイム更新はならず。太田のポールポジションが決まった。
太田は2023年のデビュー以来、もてぎで走った5回の予選セッションで全て2番手になるという珍記録を打ち立てていたが、ついにポールポジションに手が届いた。言い換えれば、彼はもてぎで未だにフロントロウを逃したことはないということになる。
太田と岩佐の間、2番グリッドに飛び込んできたのは大湯。土曜の第1戦予選ではタイヤをうまく発動させられずQ1落ちを喫したが、金曜フリー走行での好調を取り戻した格好だ。一方3番手の岩佐は、セットアップを外してしまいオーバーステアに苦しんでいたという。
第2戦の決勝レースは同日14時45分にスタートする。
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