開幕ラウンドで躍動したホンダの野村勇斗&小出峻、オートポリスは苦しい予選Q1敗退。共にトラブルに祟られる
スーパーフォーミュラ開幕ラウンドで印象的なパフォーマンスを見せた野村勇斗と小出峻は、第3戦オートポリスで予選Q1ノックアウトとなった。彼らは共に、トラブルにも祟られて噛み合わないレースウィークとなっている。
写真:: Masahide Kamio
モビリティリゾートもてぎで行なわれたスーパーフォーミュラ開幕ラウンドでは、San-Ei Gen with B-Maxの野村勇斗、ThreeBond Racingの小出峻が下馬評を覆すような活躍を見せて話題を集めたが、第3戦オートポリスの予選では共に一転厳しい結果に終わった。
今季がルーキーシーズンの野村は、第1戦で4番グリッドを獲得する鮮烈なデビューを飾った。関係者からも逸材と評価される野村だが、オートポリス戦はQ1のA組で9番手に終わりノックアウト。18番グリッドから決勝を迎えることになった。
とはいえFP1で4番手タイムを出していた野村はQ1でもトップと0.439秒差と、それほど悪くないタイムを記録していた。あとコンマ1秒速ければQ2進出……見た目の結果以上に惜しい予選であった。
しかもそんな中で野村はアタック時にトラブルに見舞われていたという。それがなければ、Q2進出どころか、上位5台のみが進めるQ3も見えていたかもしれない。
「FP1ではフィーリングが良く、専有走行でも4番手でした。予選に向けて良いセットアップができているという感覚で臨んだのですが、燃圧トラブルが出てしまいました」
写真: Masahide Kamio
「第2ヘアピンの出口で失速してしまい、それでタイムロスしてしまいました。FPを終えて感触が良く、Q3を目標にできるという感覚があっただけに、トラブルが出てしまったのは悔しいですね」
一方、もてぎラウンドで2戦連続入賞を果たし、第1戦ではThreeBond Racingの過去最高成績である5位を獲得した小出は、トラブルとスピンで散々な土曜日となった。
午前中のFP1ではエンジンのパワーが出ないトラブルに見舞われ、わずか7周しか走れず、予選シミュレーションなどもできなかった。トラブルを解決して臨んだ予選Q1では、まだアタックに入っていない2周目に1コーナーの立ち上がりでスピンを喫してストップしてしまい、そこで全てが終わってしまった。
「フリー走行を走れていないので、(予選では)コースやマシンに対する習熟をしたいところがありました」
小出はそう語る。
写真: Masahide Kamio
「あの時はアウトラップの次の周で、ピットに帰ってくる周でしたが、そこで少しプッシュ気味でいって、路面やクルマの中で状況を確認したかったのですが、少し行き過ぎてしまったなという感じです。マシンのトラブルという感じではなさそうなんですけど、ただ単に僕が行き過ぎたなと」
野村と違い、小出はそもそも今週末の自分たちのマシンのポテンシャルを推し量ることすらできていない。しかも決勝レースは雨の影響で実施できない可能性もある。もてぎラウンドの速さがフロックではなかったことを証明したいだけに、このトラブルとスピンは痛手と言える。
「そこはQ1通れる通れないにかかわらず、予選でしっかりとポテンシャルを出し切って、チームに情報を持ち帰るのがドライバーの仕事だったと思うので、そこができなかったのは自分としても残念です」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。