テストレポート

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ富士公式テストがスタート、昨年の新人王フラガが首位発進。有力ドライバー軒並み上位……岩佐だけ不気味な19番手

スーパーフォーミュラ富士公式テストの初日は、イゴール・オオムラ・フラガがトップタイムだった。

戎井健一郎

公開日時: 2026/06/30 8:47

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Igor Fraga, PONOS NAKAJIMA RACING

Igor Fraga, PONOS NAKAJIMA RACING

写真:: Motorsport.com / Japan

 6月30日(火)、富士スピードウェイでスーパーフォーミュラ公式テストがスタートした。初日のトップタイムをマークしたのはイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)だった。

 今季のスーパーフォーミュラは、ここまで2大会4レースを完了。まだ4大会8レースが残っており、ようやく3分の1を過ぎたというところだ。このインシーズンテストは、7月の第6戦・第7戦・第3戦(代替戦)の舞台である富士で行なわれることもあり、シーズンの行方を占う重要なテストと言える。実際に近年も、この富士テストをきっかけに復調・躍進を果たすドライバーも少なくない。

 この通り富士テストはあくまで後半戦に向けたテストとなるため、ほとんどのチームがレギュラードライバーで臨んでいるが、カッレ・ロバンペラの後任となるドライバーを検討中のKCMGはジュリアーノ・アレジを、San-Ei Gen with B-Maxはスーパーフォーミュラ・ライツに参戦するエヴァン・ジルテールをエントリーさせている(ジルテールは2日目午前のみの参加)。なおアレジは、初日午前のみ車両をスワップして山下健太の8号車をドライブし、以降は9号車に乗る。

 テスト初日は終日ドライコンディションに恵まれた。午前セッションは赤旗ゼロで、各車精力的に周回。大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)は無地のノーズを装着して走行する場面があったが、これはパーツを付け替えることによるわずかなダウンフォースの出方の違いなどを検証しているものと思われる。こういったトライもテストならではの光景だ。

Toshiki Oyu, SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING

Toshiki Oyu, SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING

写真: Motorsport.com Japan

 セッション終盤のアタックでトップタイムを更新したのは、1分23秒464を記録したポイントリーダーの太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。日曜(日本時間月曜)にアメリカのワトキンスグレンで行なわれたIMSAのレースを終え、今朝早くに日本についたばかりという太田は、そのタフなスケジュールを感じさせない走りを見せた。

 2番手はフラガ、3番手は佐藤蓮とPONOS NAKAJIMA RACINGの2台が続いた。4番手はThreeBond Racingの小出峻で、岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)といったトップチームの面々に割り込んでみせた。

 午後セッションは3時間のインターバルを挟んで14時30分にスタート。夕刻が近付くにつれてやや曇りがちとなり、一時40℃ほどまで上がっていた路面温度も下がっていった。

 セッション前半〜中盤は坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)、佐藤、フラガ、岩佐といったドライバーたちがタイムシートの上位につけるが、その後はザック・オサリバン(TEAM IMPUL)、サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)がトップタイムを更新。110分の全体走行が終了すると、2組に分かれて10分ずつ行なわれる組分け走行がスタートしていった。

 まずB組(※7月の第6戦富士では、この12台が予選Q1後半組に割り当てられる)のアタックでは、坪井がこの日初めての1分22秒台に到達し、全体でもトップに。太田、佐藤、福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)がそこに続いた。

 続いてA組がコースイン。ここで他を圧倒するタイムを出したのがフラガで、1分22秒563というタイムはこの日の最速であった。

 A組で2番手だった牧野は、B組トップの坪井に次ぐ総合3番手。総合4番手以下は太田、佐藤、福住とB組の面子が続いた。

 なお、太田らとタイトル争いを繰り広げる岩佐は組分け走行でベストタイムを更新できず19番手。岩佐陣営は特に自分たちのテストプログラムに集中する傾向があるため、ここではニュータイヤを投入せず、タイム更新にフォーカスしていなかった可能性がある。

 テスト走行は明日7月1日(水)も実施される。

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 フラガが最速で初日締め括る。“富士マイスター”坪井が2番手|スーパーフォーミュラ富士公式テスト:セッション2タイム結果

次の記事 笹原右京、鈴鹿で悪化した振動問題はほぼ解消。対策施した富士テストで「ものすごく大きな前進」

More from

戎井健一郎



スーパーGT第6戦SUGOのエントリーリスト発表。前戦大クラッシュの埼玉Green Braveも名を連ねる

スーパーGT

スーパーGT 4 日前

スーパーGT第6戦SUGOのエントリーリスト発表。前戦大クラッシュの埼玉Green Braveも名を連ねる



「こんなもんでいいんだよ」ベテラン野尻智紀が、初優勝を渇望する相方・佐藤蓮に与えたかった“気付き”

スーパーGT

スーパーGT

第5戦:鈴鹿

18 日前

「こんなもんでいいんだよ」ベテラン野尻智紀が、初優勝を渇望する相方・佐藤蓮に与えたかった“気付き”



“エンジョイ中”の日本に残る? それともフォーミュラE行きか? 去就注目のオサリバン「今はFEチームの決定を待っているところ」

スーパーGT

スーパーGT 19 日前

“エンジョイ中”の日本に残る? それともフォーミュラE行きか? 去就注目のオサリバン「今はFEチームの決定を待っているところ」

最新ニュース



予選Q3進出で10番手のリンドブラッド、FP2でのクラッシュが妥協強いるも「自分を責めるつもりはない」

F1

F1 F1

スペインGP

40 分前

予選Q3進出で10番手のリンドブラッド、FP2でのクラッシュが妥協強いるも「自分を責めるつもりはない」



マルケス、ミサノスプリントは余力ありの完勝。鍵はタイヤ選択「ミディアムが上手くいく確信があった」

MotoGP

MGP MotoGP

サンマリノGP

1 時間前

マルケス、ミサノスプリントは余力ありの完勝。鍵はタイヤ選択「ミディアムが上手くいく確信があった」



僅差でポール逃したアントネッリ。ターン13でのミスが尾を引く「もう一度攻めるだけの自信が持てなかった」

F1

F1 F1

スペインGP

1 時間前

僅差でポール逃したアントネッリ。ターン13でのミスが尾を引く「もう一度攻めるだけの自信が持てなかった」



ノリスの“最高傑作”が出た? 最速ではないはずのマクラーレンで鮮烈なPP。ステラ代表「450戦見てきた中で最も印象的」と絶賛

F1

F1 F1

スペインGP

2 時間前

ノリスの“最高傑作”が出た? 最速ではないはずのマクラーレンで鮮烈なPP。ステラ代表「450戦見てきた中で最も印象的」と絶賛

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録