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2026年スーパーフォーミュラが開幕。初日フリー走行はMUGENの岩佐&野尻が速さ見せる……新人トップはブラウニング

スーパーフォーミュラ開幕ラウンドの初日フリー走行は、TEAM MUGENのワンツーとなった。

Ayumu Iwasa, TEAM MUGEN

Ayumu Iwasa, TEAM MUGEN

写真:: Masahide Kamio

 4月3日、モビリティリゾートもてぎでスーパーフォーミュラ開幕ラウンドの金曜フリー走行が実施された。FP1はイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)、FP2は岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)がトップタイムをマークした。

 2026年のスーパーフォーミュラは、近年のような鈴鹿開幕ではなく、もてぎでの開幕となった。これは鈴鹿サーキットで行なわれるF1日本GPの開催週が例年より1週早まったことも影響している。一方で事前テストは鈴鹿でしか実施されていないため、今季初走行のもてぎで各車が“持ち込み”のセットアップをどれだけ精度高くできているかが鍵と言えた。

 またもてぎは今オフに路面の全面張替えが実施されており、3月に実施されたスーパー耐久のレースではラップタイムが劇的に向上していた。各陣営にとっては、ラップタイム向上(=つまり速度域の向上)を見越したセッティングが求められた。

 快晴の下で10時10分にスタートした90分間のFP1は、やはりというべきか、走れば走るほどタイムが上がっていった。開始からわずか30分で牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は1分31秒237までタイムを上げたが、これは昨年自身が記録したポールタイムに匹敵するものであった。

 その後上位陣のタイムは1分30秒台に入っていき、前年王者の岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、牧野、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)ら、昨年上位につけたホンダ勢のドライバーが次々トップタイムを塗り替えていった。

 最終的なトップはフラガで、タイムは1分30秒375。2021年に野尻智紀が打ち立てたスーパーフォーミュラのコースレコード、1分29秒757までコンマ6秒に迫った。2番手は岩佐、3番手は牧野で、トヨタ勢最上位は4番手の大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)だった。

 14時半からスタートしたFP2は、午前中と打って変わってトヨタ勢も上位に食い込むようになった。セッション序盤は、大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)と福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)でトヨタ勢のワンツーを形成した。

 ただその牙城もTEAM MUGEN AUTOBACSの2台によって崩され、野尻智紀と岩佐が1分30秒台前半のタイムでワンツーとなった。しかし野尻は突如スローダウンし、S字の手前でストップしたことで赤旗が出された。ギヤは正常に動いているようで、野尻は「エンジンが吹けなくなった」と訴えていたが、大きなトラブルではなかったようで、再開後のセッションに合流することができた。

 80分間の走行セッションを終えた段階でのオーダーは、トップから岩佐、野尻、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)、福住、小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)の順。そこからA組、B組に分かれての10分間の走行が行なわれた。

 ただ組分け走行後もMUGENのワンツーは変わらず。岩佐と野尻のふたりだけが、金曜フリー走行で1分29秒台にタイムを入れた。また岩佐は組分け走行時にセクター3で全体ベストタイムを記録していたが、最終コーナー手前で大きくリヤをスライドさせてしまい、タイム更新はならなかった。

 3番手は牧野、4番手は佐藤で、5番手のサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)がトヨタ最上位。ルーキーの最上位は、ブラウニングの9番手だった。

 これで今大会のフリー走行は終了。翌4日(土)には第1戦の予選・決勝、5日(日)には第2戦の予選・決勝が行なわれる。

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