スーパーフォーミュラ 第1戦・第2戦もてぎ

ルーキーが上位争いを脅かすか? B-Maxの野村勇斗がSFデビュー戦で予選4番手「“戦えるんだ”という自信になった」

スーパーフォーミュラデビュー戦の予選で4番手に入った野村勇斗は、上位陣に食い込むパフォーマンスを見せたことで自信を深めたようだ。

戎井健一郎

公開日時: 2026/04/04 13:38

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Yuto Nomura, San-Ei Gen with B-Max

Yuto Nomura, San-Ei Gen with B-Max

写真:: Masahide Kamio

 モビリティリゾートもてぎで行なわれたスーパーフォーミュラ第1戦。そこで大きなインパクトを残したのが、ルーキーの野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)だ。

 野村は昨年のスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)でB-Maxと共にチャンピオンを獲得しステップアップしてきた。関係者間の評価も非常に高い印象で、B-Maxは昨年のSFライツでの野村担当のエンジニア、メカニックをそのままスーパーフォーミュラに登用するなど、万全なバックアップ体制を敷いている。

 そんな中、野村はオフシーズンのテストから光る速さを見せていた。そのコメントの端々からも自信が漂っており、昨年12月の初テストの際から「もっとマイレージを稼いでいけば上位争いできるポテンシャルがある」と期待感を口にすると、2月のテストでも「結構ポジティブな要素が多かった。手応えはかなり良かった」などと話していた。

 そして迎えた開幕戦で野村は、予選で5番手タイムを記録。福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)の失格により4番手に繰り上がり、2列目グリッドからデビュー戦をスタートすることになった。

 これはルーキー最上位であるのもさることながら、近年上位陣の顔ぶれが固定されつつある中で、1台体制のB-Maxで記録した好成績という点でも価値あるものと言えた。また前日は発熱するほど体調が思わしくなかったというが、そんなことも一切感じさせない会心の走りであった。

 決勝レースは悪天候によりほとんどがセーフティカー先導となる中、野村は「エンジンが吹けない」トラブルによりポジションを落とし、7位でのフィニッシュとなった。

「予選はQ1突破ギリギリでしたが、Q2へのアジャストがうまくいって攻めやすいマシンになり、あとは自分がラップをまとめるだけという感覚だったので、本当に良い予選でした。決勝はエンジンが吹けない症状が出てしまい悔しいですが、しょうがないことなので割り切って明日頑張ります」

Yuto Nomura, San-Ei Gen with B-Max

Yuto Nomura, San-Ei Gen with B-Max

写真: Masahide Kamio

 日曜の第2戦を前に、第1戦の予選と決勝をそう振り返った野村。上位争いに加わっていけるという自信は深まったかと尋ねると、こう語った。

「『戦えるんだ』という自信につながりました」

「ただ、トップとは僅差かもしれませんが、そこを縮めるのが難しいところです。そういったところをもう少し伸ばしていかないとなと感じました」

 裏を返せば、デビュー戦の時点で既にトップとの差を縮めることに目を向けられているということ自体、かなり順調な滑り出しと言える。「チームが良い状態でマシンを整備してくれて、エンジニアの今関さんも毎回本当に良いクルマを用意してくださります。良い環境でやれていると感じています」と野村は語った。

 

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