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牧野任祐、まさかのノーポイントでもてぎを去る。速さは健在もトラブルに祟られ厳しい顔「言葉がない。今は全く切り替えられる気がしない」

スーパーフォーミュラ開幕ラウンドでノーポイントに終わった牧野任祐は、今後に向けて気持ちを切り替えるのが難しいほどに意気消沈している。

Tadasuke Makino, DOCOMO TEAM DANDELION RACING

写真:: Masahide Kamio

 昨年のスーパーフォーミュラでタイトル争いに絡み、ランキング4位となった牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。2026年の開幕ラウンドでは、2レース共入賞を逃し、まさかの0ポイントでもてぎを去ることになってしまった。

 昨年の牧野は、開幕鈴鹿ラウンドの第2戦で優勝を飾ると、もてぎラウンドでは第3戦で優勝、第4戦で2位を記録し、絶好のシーズンスタートを切った。今季はそれとは対照的な立ち上がりとなった。

 といっても、牧野が乗る5号車のパフォーマンス自体は健在で、今週末も好調だったという。しかし第1戦、第2戦共に予選でシフト系のトラブルが出てしまい、それが大きな痛手となってしまった。

 第1戦は予選Q2で10番手に終わり、ほとんどがセーフティカーランとなった決勝は11位。第2戦に至ってはQ1敗退で予選18番手に沈んでしまい、決勝でポイント圏内まで這い上がることはできなかった。

 牧野曰く、「土曜日(第1戦)のQ2の問題と今日(第2戦)のQ1の問題は別だった」とのこと。第1戦ではギヤが一足飛びになってしまう症状が出ていて、第2戦では「リミッターに当たりまくっちゃう」と無線で訴えていた。

「昨日(第1戦)はギヤが飛んでしまうというか、3速から一気に5速から飛ぶような症状でした。タラレバですが、それがなければポール争いができていたと思います」と牧野。「今日(第2戦)の方がひどかったです。Q1でまともにアタックができませんでした」と続ける。

「今週(トラブルが)2回起きたことで、今週末ほぼ全部失うような形になってしまったので、ちょっと言葉がないです」

 次戦オートポリスは牧野にとって初優勝の地だが、すぐに気持ちを切り替えられる状況ではないという。

「今のところ全く切り替えられる気がしないくらいです。ただ今週はスーパーGTの開幕戦もあるので、そこまでには切り替えようと思っています」

「僕はこの開幕ラウンドを0点で終わるとは思っていませんでした。金曜のフリー走行のパフォーマンスを見る限りは悪くないと思っていましたが、結果が全ての世界なので」

 そう語る牧野の声は暗く、重苦しかった。

 
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