【レポート】100万円を手にしたのは岩佐歩夢! 久々復活の予選Q3を制圧……ここまで全セッション最速|スーパーフォーミュラ第3戦オートポリス
スーパーフォーミュラ第3戦オートポリスの予選では、岩佐歩夢がポールポジションを獲得した。
Ayumu Iwasa, TEAM MUGEN AUTOBACS
写真:: Masahide Kamio
4月25日、オートポリスでスーパーフォーミュラ第3戦の公式予選が行なわれた。Q3が久々に復活した今回の予選でポールポジションを獲得したのは岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)だった。
例年の5月開催から4月開催に移動となったオートポリス大会。標高の高さもあって朝晩を中心に少し肌寒さも感じる気候であった。ただ14時15分に予選がスタートする頃には、気温は20℃、路面温度は32℃まで上がった。
2組に分かれるQ1のA組は、トップから10番手までがコンマ5秒差以内に収まるという競争の激しいセッションに。その中でトップタイムをマークしたのは昨年のレースウイナー、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)で1分27秒384。昨年のポールシッター、野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)が0.004秒差の2番手につけた。
以下阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)までがQ2進出。開幕戦予選4番手で話題をさらったルーキー野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)は、カットラインにコンマ1秒届かずA組9番手に終わった。
続くB組では、アウトラップを終えたばかりだった小出峻(ThreeBond Racing)が1コーナー立ち上がりでスピンしてクラッシュ。開幕もてぎ大会で躍動した小出は、FP1でトラブルにより満足な周回ができておらず、週末を通して悪循環に陥ってしまっている。
小出のマシンを回収するための赤旗が解除されると、各車アタックに向けた準備を再開。1分27秒台のタイムが記録される中、FP1で最速だった岩佐が1分26秒524というタイムでトップに。その後太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)らがそれに匹敵するタイムを出したが、岩佐のタイムは超えられなかった。
上記の3台の他、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)、大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、ロマン・スタネック(Buzz MK RACING)がQ1突破。特にオートポリス初体験のスタネックはFP1でのアタック時にスピンを喫するなど手を焼いている様子だったが、すでに今季2度目となるQ2進出を果たした。一方、第2戦の4位入賞で周囲を驚かせたルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)はB組9番手に終わりここでノックアウトされた。
続いて、Q1各組上位6台、計12台によるQ2が行なわれた。Q2も上位8台が0.279秒差以内と苛烈なセッションとなり、上位5台のみが生き残れるQ3に向けては紙一重の差で明暗が分かれた。
トップタイムは1分26秒419をマークした岩佐で、FP1から数えて3セッション連続最速。チームメイトの野尻が2番手通過で、阪口、フェネストラズ、太田までがQ3進出圏内に滑り込んだ。
わずか5台のみ、7分間で雌雄を決するQ3がスタートした。最初にチェッカーを受けたのは岩佐で、タイムはQ2を大きく上回る1分25秒866。その後に続いた4台はこのタイムを上回ることができず、岩佐の今季2度目のポールが確定した。
太田は最終コーナー立ち上がりで右側のタイヤをダートに落としながらも、アクセルを踏み抜きコントロールラインへ。しかし1分26秒139と及ばず、2番手となった。3番手は野尻、4番手はフェネストラズ、5番手は阪口だった。
なお、明日26日の決勝レースは雨の予報。開幕戦もてぎに続き、悪天候の中でレース実施可否に関する厳しい判断を迫られそうだが、シリーズを運営する日本レースプロモーションの近藤真彦会長は会見で、「明日は天気が微妙なところもありますが、(もてぎ戦よりも)もう少し早い決断をしなければいけないという話をしております」と語っている。
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