MUGEN岩佐、野尻がフロントロウ独占、B-Maxの新人・野村が続く。坪井、牧野がデグナーに阻まれQ1敗退の波乱|スーパーフォーミュラ第4戦
スーパーフォーミュラ第4戦鈴鹿の予選は、岩佐歩夢がポールポジションを獲得した。
Ayumu Iwasa, TEAM MUGEN AUTOBACS
写真:: Masahide Kamio
5月23日(土)、鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラ第4戦の公式予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)だった。
太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がシリーズを連勝した中で迎えた鈴鹿ラウンド(第3戦は中止となり7月に代替戦開催)。土曜日の第4戦は午後が雨予報となっているが、9時15分からの公式予選は曇り空のドライコンディションでスタートした。気温20℃、路面温度22℃と、金曜フリー走行よりは路面温度が10℃以上下がった形だ。
2組に分かれて行なわれるQ1のA組は、まずはコースコンディションを探るインスタレーションラップを挟んで、ニュータイヤに履き替えてからアタックに向かう流れ。佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)だけが、インスタレーションラップの段階からニュータイヤを履いていたようだ。
各車アウトラップの後に2周のウォームアップを挟んでアタックに。A組の中で速さを見せたのはやはりと言うべきか、今季既に2回のポールを手にしている岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)で、1分37秒401をマークして同組をトップ通過した。
坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)も岩佐に次ぐ1分37秒587というタイムを出していたが、デグナー2でのトラックリミット逸脱によりベストタイム抹消となってしまい、まさかのQ1敗退となってしまった。また牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も同じくデグナー2でダートにはみ出してしまいQ1ノックアウト。有力ドライバーふたりが早くも姿を消した。
Q2に進出したのは、岩佐、福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)、佐藤、小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)、大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)の6台。ルーキーの野村は、坪井のタイム抹消により順位が繰り上がり、命拾いをした格好だ。
続くB組は途中のピットインを挟まず、アウトラップも含めて3周から4周かけてタイヤを温めてアタックに向かう流れ。ポイントリーダーの太田はフリー走行から速さを見せていたが、ここでも1分37秒467をマークして堂々トップ通過を果たした。2番手以下は野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)、阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)、小出峻(ThreeBond Racing)、ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)と続き、ここまでがQ1突破となった。
一方でFP2で7番手と好調だった小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)は、アタックに向かう前にチェッカーを受けてしまったが、そのままアタックを続行したため、ダブルチェッカーとなってしまった。
10分間のQ2は、早めにコースに出てからニュータイヤに交換し、再度コースインする者、ピットボックスで長く待機する者と、各々の戦略が分かれた。その中で速さが目立ったのは、TEAM MUGENの2台。野尻が1分37秒137をマークすると、岩佐が1分37秒119でわずかに上回った。これで岩佐の今季3度目のポールポジションが決まり、MUGENのフロントロウ独占となった。
一方でサプライズだったのが、ルーキーの野村。野村はQ1ではコンディションに対する車両のアジャストがうまくいかず、あわやノックアウトというところだったが、首の皮一枚で繋がってQ2に進出すると、1分37秒600という好タイムでトップ3に食い込んだ。
ポールの有力候補であった太田はアタックをまとめられず、タイムが伸びなかった。さらにはデグナー2でトラックリミット違反があり、まさかの12番手に終わった。
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