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笹原右京、SF鈴鹿は酷い振動で完走を断念。高速域で顕著な症状「ストレートエンドで前が見えない」……体調にも影響

笹原右京は、スーパーフォーミュラ第4戦・第5戦を共に完走できなかったが、これは振動によるものだったという。

Ukyo Sasahara, REALIZE KONDO RACING

Ukyo Sasahara, REALIZE KONDO RACING

写真:: Masahide Kamio

 鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーフォーミュラ第4戦・第5戦では、2レース共に途中でガレージインした笹原右京(REALIZE KONDO RACING)。週末を通して苦しめられた振動の問題について語った。

 笹原は今季KONDO RACINGのシートを掴むも、開幕から苦戦が続いている。彼らは様々な問題を抱えているというが、そのひとつがハイブレーション。2月の鈴鹿テストから同様の症状が起きていたというが、今回はレースを続行できないレベルで酷い振動が起きていたのだという。

「もてぎ(第1戦・第2戦)とオートポリス(第3戦)でも多少あったような気がしますが、あまり目立ってはいませんでした。今週はFP1の最初の走行の時点でバイブレーションがすごくて、ドライバーの視点だとストレートエンドとかで前が見えないんです」

「あとは頭も痛くて……トレーナーさんにケアしてもらいました。チームも直そうと一生懸命取り組んでくれていますが、なかなか改善しません」

「昨日(第4戦)はチームと話し合って、リタイアするという決断をしました。チームは夜通し見てくれたのですが、今朝の(第5戦)予選、そして決勝でも変わりありませんでした。現状は普通にちゃんと走れていない状況です」

 日曜の第5戦は「走れば走るほど振動がひどくなる」状況だったことから、早めにレースを諦め、ピットで対策を模索して再度コースインしたものの、根本的な解決には至らなかったと語る笹原。具体的にどのような振動なのか詳細を尋ねると、こう説明した。

「小刻みに、ものすごく速いスピードで揺れる感じです。それが背中からも伝わるし、ステアリングからも伝わります」

「(エンジンの)回転数と速度域に起因しているかどうかも分かっていませんが、起因しているような気もします。簡単に言うと、車速が上がれば上がるほどバイブレーションが酷くなっていって、1コーナーや130Rでは視界が定まらず、コーナーが4つか5つくらいに見えるところまで来ていました。正直今も頭がぼーっとしていて、手の感覚も若干あるくらいで、ぼやーっとしています」

 それ以外にも色々と問題を抱えていることから、それらをひとつひとつ解決してパフォーマンスアップに繋げたい笹原陣営だが、振動の問題を解決しないことには、前に進めない状態。幸いと言うべきか、次戦の前には富士スピードウェイで合同テストが実施される。そこで振動を解決し、戦いの土俵に戻ってくることができるかが何より重要となる。

 
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