スーパーフォーミュラ 第6戦・第7戦・第3戦富士

“驚速野尻”が帰ってきた! ライバルをコンマ3秒引き離す貫禄の1年ぶりポールポジション|スーパーフォーミュラ第7戦富士

スーパーフォーミュラ第7戦の予選は、野尻智紀が今季初ポールポジションを獲得した。

戎井健一郎

公開日時: 2026/07/18 3:36

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Tomoki Nojiri, TEAM MUGEN AUTOBACS

Tomoki Nojiri, TEAM MUGEN AUTOBACS

写真:: Masahide Kamio

 7月18日(土)、富士スピードウェイでスーパーフォーミュラ第7戦の公式予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)だった。

 中止となったレースの代替戦が開催される影響で、週末3レース制というタイトなスケジュールとなっている今回の富士ラウンド。土曜日の午前中には、第6戦、第7戦の予選が立て続けに行なわれた。

 8時15分にスタートした第6戦の予選は、ウエット路面が波乱を呼ぶセッションになった。ポイントリーダーの太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)とランキング2番手の岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)、富士を得意とする坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が全てQ1でノックアウト。ポールポジションはザック・オサリバン(TEAM IMPUL)が獲得した。

 10時35分に第7戦の予選がスタートする頃にはほぼドライ路面に変わっており、スリックタイヤの方が速い路面コンディションとなっていた。

 Q1のA組では、アタックに向けたウォームアップも本格化してくる残り4分ごろ、ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)が最終コーナー立ち上がりで加速した際にスピンし、コース上にストップしてしまった。これでセッションは赤旗中断となった。

 ブラウニングはその後自走でピットに戻れたが、赤旗原因車両となったため、レギュレーションにより再開後のセッションには出走できなかった。第6戦の予選では3番手に入ったブラウニングだが、これでグリッド最後方のスタートが確定した。

 残り3分と少しでセッションが再開したため、アウトラップ後にそのままアタックに入ったドライバーと、プラス1周タイヤを温められたドライバーに分かれたが、前者はタイム更新が厳しい状況だった。トップ通過は牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)で、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、山下健太(KCMG)、岩佐、松下信治(DELiGHTWORKS RACING)、大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)までがQ2進出となった。

 続くB組は、まず坪井が1分23秒255でトップに立つと、2周連続のアタックでそのタイムを0.002秒だけ縮めた。これをさらに塗り替えたのは野尻で、1分23秒234でトップ通過を果たした。その他太田、阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)、福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)がQ1突破。第6戦と違い、上位勢のドライバーが順当にQ2に進んだ形だ。

 Q2は各車のアタック戦略が分かれ、アタックに出るタイミング、ユーズドタイヤを履いてのウォームアップの有無などもまちまちであった。特に牧野はセッション前半、セッション後半にそれぞれアタックを行なうという珍しい流れで戦った。

 そのため、Q2はしばらく牧野がトップに立っていた。そしてライバル勢がアタックを開始してからも、牧野の1分23秒184というタイムはなかなか更新されない。テスト好調のフラガも、今季絶好調の太田も届かず……そんな中、野尻が圧倒的な速さを見せ、1分22秒815をマーク。他を寄せ付けないタイムで、今季初ポールポジションを手にした。2番手は牧野、3番手は太田だった。

 なお同日午後には第6戦の決勝レースを実施。第7戦の決勝レースは翌日午後に行なわれる。

 

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