決勝レース中止に、JRP倉下社長「天候回復の見通しが立たなかった」

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決勝レース中止に、JRP倉下社長「天候回復の見通しが立たなかった」
2018/05/13 10:48

悪天候により決勝中止となった第2戦オートポリス。JRPの倉下明社長は天候回復が見込めなかったことが一番の要因だと説明した。

 オートポリスで開催された2018スーパーフォーミュラ第2戦は、悪天候により決勝レースが中止となったが、JRPの倉下明長は天候の回復が見込めないと判断し、レース開始前に中止することを決めたと、経緯などを明らかにした。

 この日は、朝から濃い霧がサーキット全体を覆い、午前中のフリー走行は中止。スケジュールを再度組み直し、13時20分から20分間のウォームアップ走行を実施したが、コースオフする車両が続出し開始8分のところで赤旗が出され、そのままセッション終了。グリッド試走開始直前のタイミングでチーム代表者が集められミーティングを行なった結果、レースの中止が決定した。

 JRPの倉下社長は「本当に残念です」と開口一番。天候事情で仕方がないこととはいえ、決勝レースを開催できなかったことに残念な表情を見せていた。

 今回、中止に至った主な経緯は、午後から夕方にかけて天候がさらに悪化し、安全にレースができる状態にならないといち早く判断しての決断だったという。

「一番のポイントは天候が回復する見通しが立たなかったことです。そこで良くなりそうなら、待つ甲斐がありますが、この状況の中で逆に(後に)引っ張っても、チームやファンの皆さんにご迷惑をおかけする可能性もあったので、致し方のないジャッジかなと思います」

決勝日、17時00分時点のオートポリス
決勝日、17時00分時点のオートポリス

Photo by: Tomohiro Yoshita

 実際に、レース中止が決定して以降、オートポリス周辺は今週末一番の強雨となり、ピットレーンはいたるところで大きな水たまりができるほど。15時を過ぎると霧も再発生し、とてもレースができるというコンディションではなく、結果的に今回の判断は迅速かつ懸命な判断だったと言えるだろう。

 また、この中止になった分の代替レースについては、今のところ未定とのこと。ただ倉下社長は今後の日程等を考えると代替開催は難しいのではないかという。

「今のところは全く(代替えの予定は)立っていませんけど、今の過密日程を考えると代替開催は難しいんじゃないかなと思います。ただ、全く検討しないというわけではなく、ちょっと考えています」

 2016年は熊本地震の影響で開催中止。そして今回も天候事情とはいえ決勝レースができなかったのだが、倉下社長は九州のファンにスーパーフォーミュラのレースを見せられなかったという悔しい思いもあってか、言葉を詰まらせながら、来場したファンに対して、このように語った。

「災害で中止だったこともありますし、なかなか……順当に開催ができていないです。今回は開催時期を変えましたが、来年以降のカレンダーは今調整中です。でも、今後もこの時期で開催できればと思っています。また来年もレースを開催しますので、皆様においでいただければと思います」

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第2戦オートポリス
サブイベント 決勝日
ロケーション オートポリス
記事タイプ 速報ニュース