ウエットコンディションの金曜専有走行は塚越広大がトップ

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ウエットコンディションの金曜専有走行は塚越広大がトップ
執筆: 吉田知弘
2018/07/06 8:05

2018スーパーフォーミュラ第4戦の金曜専有走行が行われ、塚越広大(REAL RACING)がトップタイムを記録した。

 今週末、富士スピードウェイで開催される第4戦富士。金曜日の専有走行セッションが行われ、ウエットコンディションの中で塚越広大(REAL RACING)がトップタイムを記録した。

 前日、前々日に行われたSF19のシェイクダウンテストから雨が続いている富士スピードウェイ。この日も朝は強い風と雨が降り続いていたが、昼前に雨も止み路面上の水の量も比較的少ない状況となった。しかし、セッション前にはWET宣言が出されて1時間の走行がスタートした。

 今年はタイヤ温存のために金曜日の専有走行はあまり走り込まない傾向があったが、今回は数少ないウエットコンディションでの走行ということもあり、開始直後から各車が積極的に周回を重ねていた。

 序盤にトップタイムを記録したのは昨年チャンピオンの石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)。開始10分を経過したところで1分38秒178をマークするが、直後にニック・キャシディ(KONDO RACING)が1分37秒260でトップタイムを更新すると、2番手に塚越広大(REAL RACING)が1分37秒325で続いた。徐々に路面の水の量も減っていくと、他のドライバーも続々とタイムを更新していき、1時間を通して最後まで目まぐるしく順位が入れ替わるセッションとなった。

 特に開始30分を過ぎたあたりから、ラップタイムが急速に向上。残り10分を切ったところでキャシディが1分33秒392をマークし、1分33秒台に突入すると伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)が1分34秒023、さらに大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が1分33秒013を記録しトップに浮上した。

 これでセッショントップかと思われたが、ちょうどチェッカーが出る直前のタイミングで塚越広大(REAL RACING)が1分32秒800を叩き出しチェッカーフラッグ。金曜日のセッションをトップタイムで終えた。2番手には大嶋、3番手には関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が続いた。

 最後は路面コンディションもドライに近くなり、最後の数分だけ小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)がスリックタイヤを装着したが1分33秒708で6番手。それ以外はほぼ全車が最後までウエットタイヤを装着していた。

 セッションが進むにつれて路面コンディションが良くなっていく1時間だったことと、明日以降もウエットコンディションが予想されており、それを見越してタイヤに使い方が分かれていた模様。現時点で今週末の勢力図がまだ見えてこないというセッションだった。

スーパーフォーミュラ第4戦富士 金曜専有走行
1. 塚越広大(REAL RACING)/1:32.800
2. 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)/1:33.013
3. 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/1:33.266
4. 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/1:33.383
5. 国本雄資(P.MU / CERUMO・INGING)/1:33.708
6. 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)/1:33.748
7. 山下健太(KONDO RACING)/1:33.894
8. 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1:33.949
9. 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)/1:34.023
10. 石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)/1:34.326
11. ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)/1:34.353
12. ニック・キャシディ(KONDO RACING)/1:34.392
13. ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)/1:34.494
14. トム・ディルマン(TEAM MUGEN)/1:34.542
15. 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)/1:34.579
16. ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)/1:35.229
17. 千代勝正(B-Max Racing team)/1:35.353
18. 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1:35.980
19. 山本尚貴(TEAM MUGEN)/1:36.095

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シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第4戦富士
サブイベント 金曜日
執筆者 吉田知弘