小林可夢偉「昨年と比べれば良いスタート。明日レースでもいい!」

スーパーフォーミュラの鈴鹿公式テストに参加した小林可夢偉は、例年になく手応えを感じており、開幕戦に向け自信をみせていた。

 鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラの公式テスト。2日間通して総合トップタイムとなったのは、carrozzeria Team KCMGの小林可夢偉だった。その小林に、ここまでの感触と開幕戦に向けての意気込みを語った。

 今回は、WECのテストがスペインである関係で、スーパーフォーミュラのテストは1日目のみの参加となった小林。それでも走り出しから速さをみせており、3月11日の鈴鹿モータースポーツファン感謝デー時に行われたフリー走行でもトップタイムを記録した。

 翌日の公式テスト1日目には、午前中のセッション終盤に新品のソフトタイヤを装着し1分36秒122をマーク。その後の路面コンディションの影響もあり、結局これが鈴鹿テストでの総合トップタイムとなった。

 1日目午前中のセッション終了後、JRP(日本レースプロモーション)主催の囲み会見に登場した小林は、今年の仕上がり具合は上々だと語った。

「昨年から比べれば全然良いスタートが切れています。残念ながら1日しかテストできないですが、昨年は全く走れなかったので、良いかなと思っています。その分(テストメニューを)濃縮してこなしている感じです」

 今年から全戦にソフトタイヤが持ち込まれ、ミディアムタイヤを含め2スペック制となるスーパーフォーミュラ。各ドライバーとも、ソフトとミディアムの使い分けやマシンバランスの合わせ込みで難しく感じている部分もあったようだが、小林は「どっちかというと(クルマのバランスは)ソフトの方が合っているかなぁという感じ」と語る。また、今年のソフトタイヤはロングランをした時にタイムが落ちていく傾向にあるという。

「(今年のソフトタイヤは)昨年よりももたないし、タイムの落ちは激しいので、第1戦の鈴鹿に関しては、もしかすると2ストップというのもあるかもしれないです」

 そう小林は語る。

「昨年のソフトはレースでも使えるようなタイヤでしたけど、今年はタイムの落ちがあるので、(決勝で多用するのは)難しいと思うので、予選向きのタイヤになるかもしれません。決勝でも戦略の幅が出てくるのではないかなと思います」

 今年はWECとスーパーフォーミュラだけでなく、スーパーGTのレギュラー参戦も決定、さらに8月末には鈴鹿10時間耐久レースにも出場するなど、例年以上に多忙なスケジュールとなる小林。しかし、マシンに乗る機会が増えるというのは、逆に“良いこと”だと語った。

「シリーズをやっていてレースに出れない(バッティング等での欠場)というのは、どうかなと思いますけど、(走る機会が多くて)忙しいというのは全然問題ないですね。乗れないよりかは、乗る方がいいです」

 小林にとってスーパーフォーミュラは今年で4年目。そろそろ初勝利が欲しいところだが、鈴鹿でのテストを終えて、今までにない手応えは感じているようだ。

「セットアップについては、そんなに悪いところにいる感じはしないです。あとは他のコースに行ってクルマの特性がどう変わるのかというのを、富士で確認できたらなと思います」

「準備としては明日にでもレースしてもいいんじゃないかなと思えるくらいの状態です。今年は開幕戦だけじゃなくて全部(勝ちに)いきたいですね」

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
ドライバー 小林 可夢偉
チーム KCMG
記事タイプ 速報ニュース