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野尻智紀の連覇まで、マジックポイントは”15”。第9戦無得点でも載冠の可能性あり

スーパーフォーミュラはいよいよ今年最後の2連戦、JAF鈴鹿GPを迎える。2022年シーズンのチャンピオンは誰になるのか? 獲得条件をまとめた。

Tomoki Nojiri, TEAM MUGEN

写真:: Masahide Kamio

 スーパーフォーミュラも、いよいよ今年最後の2連戦、JAF鈴鹿GPを迎える。泣いても笑っても、ここで2022年のチャンピオンが決まることになる。

 現在ランキング首位に立っているのは、113ポイントを獲得している野尻智紀(TEAM MUGEN)。残り2戦での最大獲得ポイントは46点(優勝20点+ポールポジション3点の2戦分)であり、すでに46点以上離されているランキング4番手の牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)以下は、チャンピオン獲得の可能性は潰えている状況だ。

 逆転チャンピオンの可能性を残しているのは、ランキング2番手81ポイントのサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)と、ランキング3番手79ポイントの平川亮(carenex TEAM IMPUL)のふたりだけ。ただこのふたりも、逆転でチャンピオンを手にするのは簡単な状況ではない。

 現在野尻とフェネストラズの差は32。野尻がこの2戦で14ポイントを獲得すれば、フェネストラズが2戦連続でポールトゥウィンを達成しても同点にしかならない。

 しかし、ふたりが127ポイントで並んだ場合には、フェネストラズがチャンピオンに輝くということになる。というのも、フェネストラズが127ポイントに到達するには、前述の通り最大得点を2戦続けなければならない。するとフェネストラズは年間に23ポイント獲得したレースが2回ということになる。野尻はこれまで、第2戦富士の1回のみポール・トゥ・ウインの23ポイントを獲得しており、最高得点を獲得したレース数の差でフェネストラズ載冠ということになる。

 ただ野尻が鈴鹿での最終2レースで合計15ポイント以上獲得した場合には、フェネストラズは満点の46ポイントを獲得しても野尻を上回ることができない。つまりプロ野球風に言えば野尻のマジックポイントは15ということになるだろう。

 マジックポイントは、自身がポイントを獲得することだけでなく、ライバルがポイント獲得を逃した場合にも減っていく。例えばフェネストラズがポールポジションを獲得し、決勝で2位(15点)だった場合には、マジックポイントが5減ることになる。そういう計算だ。

 野尻は鈴鹿の1戦目(第9戦)で2位以上となれば、予選や他車の成績に関係なくタイトルが確定。また野尻が予選でPPを獲得すれば、この時点でマジックポイントは4以上減っていることになり、決勝3位でもタイトルが決まる。

 また野尻はたとえ第9戦で無得点だったとしても、フェネストラズが8ポイント以上、平川が10ポイント以上獲得できなければ、その時点でタイトルを決めることになる。

 4月から続いてきた今季のスーパーフォーミュラ。さて、どんな結末が用意されているのだろうか?

 
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