ピエトロ・フィッティパルディがSF鈴鹿テスト訪問「また挑戦したい」

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ピエトロ・フィッティパルディがSF鈴鹿テスト訪問「また挑戦したい」
執筆: 吉田知弘
2018/12/06 6:00

ピエトロ・フィッティパルディが鈴鹿SF合同・ルーキーテストを訪問し、来季もスーパーフォーミュラに挑戦したいという意向を明らかにした。

 来季ハースのテストドライバーを務めるピエトロ・フィッティパルディが鈴鹿サーキットでのスーパーフォーミュラ合同・ルーキーテストを訪問。来季のスーパーフォーミュラ参戦の可能性を模索していた。

 フィッティパルディは今季UOMO SUNOCO TEAM LEMANSの7号車からレギュラー参戦する予定だったが、5月にスパ・フランコルシャンで行われた世界耐久選手権(WEC)スーパーシーズンの第1戦で大クラッシュを喫し、両足骨折の大怪我を負った。

 その後、緊急手術も成功し早期回復のために渡米。事故から約2カ月半後のインディカーシリーズ第13戦で復帰を果たした。レース復帰後は足の痛みも残っていたというが、現在は全く問題ないという。

「医師たちが素晴らしい仕事をしてくれて、今は自分の足は問題ない。退院後の治療に関してもインディカーで実績あるドクターたちに診てもらって、いち早く回復することができた。本当に感謝している」

「7月にはレースに復帰できたけど、正直少し早すぎたかなと思っている。事故から約2カ月半しか経っていなくて、特に左足はまだ完璧な状態ではなく痛みもあった。復帰後の最初のレースは正直難しかったけど、レースを重ねて行くにつれて良くなっていって、最後の2レースはかなり良かった」

「まだ100%という状態とは言い難いけど、両足骨折という状況からここまで来られたということを考えるとすごく嬉しい。先週はF1のテストにも参加したけど、足も問題なかったし、うまくこなすことができた。チームともうまくやれている」

 そう語ったフィッティパルディ。すでに来季はハースF1チームとテストドライバー契約を結んでいるが、それに加えてスーパーフォーミュラへの再挑戦も真剣に考えているようで、今回のテストも初日から見学のために訪れていた。

「スーパーフォーミュラは素晴らしいチャンピオンシップだと思っていて、また是非参戦したいと思っている。来シーズン参戦する可能性を探って鈴鹿にやってきた。今のパッケージはすごくコンペティティブで面白いレースができると思っている」

「モトパークは僕も知っているチームだから、テストするチャンスがないかとお願いもしてみたし、彼らのテストの様子も見守っている。あとは、チームルマンは最初の1戦だけだけど、一緒に戦ったチームだ。久しぶりにメカニックやチームスタッフたちと再会できてよかった」

 ただ気になるのはスケジュール面。ハースでのテストドライバー業務を優先しなければいけないため、並行して他のレースカテゴリーに参戦するのは難しくなる。この辺りの懸念について、フィッティパルディはこう語った。

「スケジュールに関しては今探っているところだ。ハースでF1のテストにもたくさん参加しなければいけないし、レースにも帯同しなければいけない。シミュレーターでのテストもある。本当にハードなスケジュールでハースのために埋められている日程が多い。その合間を縫って、最低ひとつのチャンピオンシップには参戦したいと思っている」

「その中で最適だと思っているのがスーパーフォーミュラだ。年間で7戦だけだから、他とのバッティングを可能な限り回避することができるのではないかと考えている。もちろん、他のカテゴリーも調べているけど、ここはとてもコンペティティブなカテゴリーだから、ぜひフル参戦したいと思っている」

 そしてフィッティパルディは、日本のトップフォーミュラに再挑戦したいという強い思いを明かした。

「本当にスーパーフォーミュラには参戦し続けたかった。クラッシュで怪我をしたことで、インディカー側の参戦スケジュールを変更しなければならなくて、その結果スーパーフォーミュラとのレース日程と重なってしまった。最終戦は日程的に出ることができたけど、チームは今季ずっと戦ってきたドライバーを継続して起用したいだろうから、参戦するチャンスはなかった」

「でも、スーパーフォーミュラというカテゴリーは大好きだ。来年はマシンも変わってさらに速くなると聞いているから、楽しみで仕方がない。参戦しているチームやドライバーのレベルも非常に高い。これだけ素晴らしいチャンピオンシップを戦うということは、必ず良い経験になると信じている」

「今週すでに数チームとは話はさせてもらっているけど、その中で一番適切なパッケージを見つけ出さなければならない。あとはさっきも話したけど、スケジュール面も含めて調整をしていかなければいけない。(シートを獲得できる自信は)ある程度ある。とにかく、スーパーフォーミュラでレースするのが大好きだから、来年はまたここに戻ってきたい」

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