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Q1落ちの危機から逆転しデビュー戦PP ……セッテ・カマラ「最後まで諦めずに頑張った結果」

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Q1落ちの危機から逆転しデビュー戦PP ……セッテ・カマラ「最後まで諦めずに頑張った結果」
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2020スーパーフォーミュラ第3戦で、見事デビュー戦ポールポジションを獲得したセルジオ・セッテ・カマラがセッションを振り返った。

 スポーツランドSUGOで行なわれている2020全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦。その公式予選で見事デビュー戦ポールポジションを獲得したセルジオ・セッテ・カマラ(Buzz Racing with B-Max)は、最後まで諦めなかったことが、この結果を掴むきっかけになったと語った。

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 新型コロナウイルスの影響による入国規制のため序盤2戦が欠場となり、今回がデビュー戦となったセッテ・カマラ。昨日のウエットコンディションでは苦労しているようだったが、ドライコンディションになった予選では驚異の速さをみせた。

 Q1のB組では8番手に終わりノックアウトかと思われたが、赤旗中断の原因を作った大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)のタイムが抹消となり、セッテ・カマラは繰り上がりでQ2進出を果たした。すると、徐々に調子をあげていき、Q2では4番手タイムを記録すると、最終のQ3では今季開幕2戦連続でポールポジションを獲得している平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)を上回り、1分04秒238でデビュー戦ポールポジションの快挙を成し遂げた。

 セッテ・カマラがモニターでトップに表示された瞬間、多くの関係者が目を疑い、一瞬静まりかえるほどの衝撃だった。

「(この結果に)僕だけじゃなくチームのみんなも驚いている。今年は最初の2戦は欠場していたし、テストに関しても3月の富士しか参加できていなかった。さらにモトパークのほとんどのメンバーが来ることができていない状況だった。本当にたくさんのチャレンジがある中で、僕たちも諦めずにベストを尽くして今回SUGOにやってきた。予選を振り返ると、これだけ素晴らしい結果を得られたことは、僕も信じられない。頑張ってくれたチームに感謝している」

 いきなりのポールポジションについて、そう語ったセッテ・カマラ。ただ、Q1の段階ではマシンバランスも決して良い状態ではなく、Q1脱落を覚悟した場面もあったようだが、チームとともに最後まで諦めずに頑張ったことが大きかったという。

「正直、予選が始まった時のクルマは、あまり良い状態ではなかった。予選もほぼQ1でノックアウトする状態だった。だけど、1台が赤旗の原因となってタイム抹消されたことで、繰り上がりでQ2に進出できた。これは本当に“運が良かった”なと思った。これが1日を大きく左右する瞬間になるだろう。僕たちは苦戦していたことは確かだけど、最後の瞬間まで諦めずに頑張ったことで、今の結果を獲得することができたと思う」

 そのまま、数時間後には決勝レースを迎えるセッテ・カマラだが、ハンドクラッチでのスタート経験がなく、SF19でのスタート練習もほとんど行なえていないとのこと。不安要素は多いようだが、引き続きベストを尽くすと意気込みを見せた。

「レースはすごくトリッキーになると思う。まずはこのクルマでスタート練習を1回ぐらいしかしていなくて、もちろん実戦では初めてとなる。決して簡単なレースにならないと思うけど、ベストを尽くす」

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第3戦:SUGO
執筆者 吉田知弘