スーパーフォーミュラ初戦で僅差の予選2番手。福住仁嶺「正直悔しい」
スーパーフォーミュラ開幕戦鈴鹿の予選、ルーキーの福住仁嶺(TEAM MUGEN)は、2番手で終えた予選を悔しいと語った。

鈴鹿サーキットで開催されているスーパーフォーミュラ開幕戦、福住仁嶺(TEAM MUGEN)はシリーズ初めての予選を振り返り、僅差の2番手を悔しがった。
FIA F2選手権にも並行して参戦している福住。スーパーフォーミュラではルーキーとなるが、初の予選でもしっかりと存在感を発揮した。
金曜日の専有走行では14番手、予選日午前中に行われたフリー走行では7番手だった福住。予選2番手は想像以上のポジションだったようだが、ポールポジションを獲得したチームメイトの山本尚貴との差は、わずか0.080秒。それだけに”悔しさ”の方が勝る結果となったようだ。
「フリー走行からの流れを考えると、自分が2番手に入れるとは思っていませんでした」と、福住は語った。
「実際予選が始まってニュータイヤを装着して、最初は苦戦したんですけど、徐々にタイムを上げていくことができました。最後はソフトタイヤで山本先輩にギリギリ負けてしまったんですけど、あのタイム差を見ると正直悔しい思いですね」
今シーズンから全戦で2スペックのタイヤが運用されるだけでなく、今週末の鈴鹿サーキットは季節外れの暑さに見舞われていることもあり、決勝に向けては予測がつかない状態。スーパーフォーミュラでの初レースを迎える福住にとっては、不安要素が山積みだという。
「僕にとってはスーパーフォーミュラでのレースが初めてになるので、いろんな不安要素が多いんですけど、レース戦略というよりはレースペースが大丈夫か不安ですね」
「自分がどれだけのペースで走れるかまだ分からないし、どうやって50周分のタイヤマネージメントをするのかも分かっていないです」
「テストでもロングランはそれほど良くなかったですし、正直その部分で不安があります」
ひとまず自身の持つ速さは証明して見せた福住。不確定要素が多い中での決勝となるが、どのような戦いを見せるか注目だ。
この記事について
シリーズ | スーパーフォーミュラ |
イベント | 第1戦鈴鹿 |
ロケーション | 鈴鹿サーキット |
執筆者 | 松本 和己 |