関口雄飛、レース戦略バッチリ遂行で2位獲得「タイヤは直前に決めた」

開幕戦鈴鹿、予選14番手から2位を獲得した関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は、スタートタイヤは直前に決まったと話した。

 2018シーズンのスーパーフォーミュラ開幕戦鈴鹿。決勝レースを14番グリッドからスタートした関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は、直前に決めたというソフトタイヤでスタートするという戦略を見事に遂行し、2位を獲得した。

 予選では、他車のスピンによる赤旗掲示により、しっかりとアタックができずQ2敗退となってしまった関口。その鬱憤を決勝で晴らすことができ、満足だと記者会見で語った。

「昨日の予選では、Q2のアタックに行くタイミングで赤旗が出てしまって、本来のアタックができないまま終わり、14番手という不本意な結果だったんですけども、それを今日2位まで追い上げることができて非常に満足しています」

 1周目を終えて2つポジションをあげた関口は、スタートでソフトタイヤを選択したドライバーの中で、最も長い距離の24周を走行してピットに入る。コースに復帰した時点で10番手、さらにここで2つポジションをあげたことになる。

 ミディアムタイヤにスイッチすると、チームメイトとの接触というまさかの事態がありながらもあまり影響は大きくなく、1分43秒台後半から44秒台前半の好タイムを並べた。前を走るミディアムスタート勢がピットインし次々とポジションをあげた関口は、終盤タイヤが厳しくなったトップの山本尚貴(TEAM MUGEN)に迫る走りを見せ、1.720秒差の2位となった。

 今回の好結果の鍵となったとも言える戦略について関口は、レース開始直前で決まったのだと話した。

「直前まで作戦が決まっていなくて、周りを見て決めようと思っていました。本当はミディアムでスタートしようと思っていたんですけど、開幕戦なのでどっちに行けばいいのか分からなかったです」

「14番手なのでどっちで行っても失うものはないし、深く考えてなかったなんてことはないですが、考えても分からないので周りはミディアムが多いし、ソフトでいいんじゃないのという感じで決まりました」

 ピットインのタイミングはタイヤのデグラデーションを基準にしたという関口。チームと無線で連絡を取りながら、タイヤとレースをうまくマネージメントできたことが好結果につながった。

「最後タイヤがタレてきてしまったので、それを基準にピットに入りました。あれが限界だったんですけど、そこまでは割とうまくタイヤが機能していました。セッティングか、タイヤのせいなのか分からないですけど、周りに比べて保ちは良かったのかなと思います」

「レース距離が300kmなので、タイヤがどれだけタレたとしても燃料の関係で(ピットインが早過ぎるとフィニッシュまで燃料が保たない)、15周までピットに入れないんですよ。そこから先は前とのギャップを見たり、走りながらタイヤの状況を報告したりしていました」

 今季から全戦で2スペックのドライタイヤが使用されるスーパーフォーミュラ。次戦のオートポリスは昨年もソフトタイヤが使用されたサーキットだが、関口はタイヤのタレはさらに厳しくなると予想しており、その分レースが面白くなるのではないかと語った。

「次戦のオートポリスは、昨年はソフトタイヤがかなり保ったんですけど、今年のタイヤはさらに軟らかいので結構厳しいんじゃないかと思います。これから夏に向けてどんどんソフトのタレが大きくなってくると思うので、レース自体は楽しくなるような予感がしています」

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この記事について
シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント名 第1戦鈴鹿
サーキット 鈴鹿サーキット
記事タイプ 速報ニュース