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鈴鹿FP:野尻がセッショントップ。好調塚越、ミディアムタイヤで3番手

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鈴鹿FP:野尻がセッショントップ。好調塚越、ミディアムタイヤで3番手
2018/04/21 5:44

開幕戦鈴鹿のフリー走行が行われ、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムをマークした。

 スーパーフォーミュラ開幕戦鈴鹿のフリー走行は、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムをマークした。

 この日も晴天に恵まれた鈴鹿。気温23度、路面温度31度というコンディションで60分のフリー走行がスタートした。

 ミディアムタイヤで走り出したマシンがほとんどだったが、千代勝正(B-Max Racing team)はソフトタイヤで3周走行し、1分40秒888を記録。一方、塚越広大(REAL RACING)はピットでフロントタイヤを新品のソフトに交換、スクラブ(タイヤの皮むき)を行うなど、予選を見越したような動きも見られた。

 セッション開始から15分経過を前に、ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)がデグナーの2つ目を直進してしまい、バリアに接触。幸いマシンに大きなダメージはなかったが、これにより赤旗が掲示され、走行が中断された。

 走行再開は残り時間40分から。貴重な走行時間を取り戻すべく、再開を待つマシンがピットレーンに列をなした。しかし、トップシートのトップにつけていた山本尚貴(TEAM MUGEN)が、ロシターと同じデグナー2つ目でスピン。バリアの手前でマシンが止まったが、これにより再度の赤旗掲示となってしまう。この間にペースを上げていたマシンもいたが、走行中断によりタイムが残らなかった。

 残り28分からセッション再開。このタイミングで、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)や千代、TCS NAKAJIMA RACINGのナレイン・カーティケヤン、伊沢拓也がソフトタイヤを装着しコースに入った。

 伊沢が計測1周目に1分38秒733を記録し、トップに浮上。一方で平川は計測2周目にアタックしたが、1分39秒715とあまり伸びず。カーティケヤンはトラフィックの影響で計測2周目のアタックとなってしまい、伊沢から約1秒落ちのタイムとなった。彼らのタイムの出方をみると、ソフトタイヤでタイムを出す上でパフォーマンスのピークをいかに有効活用できるかが鍵になってきそうだ。

 徐々にソフトタイヤを試すチームが増えていき、続々とタイムが更新されていく。残り11分というところで関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分38秒616を記録しトップタイム。松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)はセクター1、2で全体ベストを刻むも、関口には0.110秒及ばず2番手となった。

 残り時間も少なくなり、ミディアムを試していたチームもソフトタイヤの確認にプログラムを移していく。一方で、このタイミングでミディアムタイヤを履いた塚越がトップタイムを更新。1分38秒509をマークした。

 チェッカーフラッグが振られ、ソフトタイヤでアタックしたドライバーのタイムが続々と出始める。野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が塚越のタイムを0.282秒上回り、セッションをトップで終えた。スピンを喫した山本も走行再開、ソフトタイヤで2番手となった。

 セッション上位7台のうち、4番手の関口以外はホンダエンジンユーザーが占める結果となった。昨年の開幕戦を制した中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は9番手、チャンピオンチームのP.MU / CERUMO・INGINGは、石浦宏明が12番手、国本雄資が13番手となっている。

 ホンダ勢の中でも調子が良さそうに見えるのが塚越。金曜日の専有走行でもソフトタイヤでアタックした彼は、このセッションでもソフトタイヤで好タイムをマーク。ミディアムタイヤで3番手タイムを残していることからも、両スペックのタイヤをうまく使えていると言えそうだ。

スーパーフォーミュラ開幕戦鈴鹿:フリー走行タイム結果

1. 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’38.227
2. 山本尚貴(TEAM MUGEN)1’38.371
3. 塚越広大(REAL RACING)1’38.509
4. 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)1’38.616
5. 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’38.726
6. 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)1’38.733
7. 福住仁嶺(TEAM MUGEN)1’38.873
8. 山下健太(KONDO RACING)1’38.982
9. 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)1’39.068
10. ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)1’39.313
11. ニック・キャシディ(KONDO RACING)1’39.323
12. 石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)1’39.506
13. 国本雄資(P.MU / CERUMO・INGING)1’39.517
14. 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)1’39.715
15. ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)1’39.760
16. 千代勝正(B-Max Racing team)1’40.265
17. 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)1’40.293
18. ピエトロ・フィッティパルディ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)1’40.679
19. 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)1’40.732

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第1戦鈴鹿
ロケーション 鈴鹿サーキット