パロウ、来季に向け中嶋悟監督に直談判? 「SFが僕の次のステップ」

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パロウ、来季に向け中嶋悟監督に直談判? 「SFが僕の次のステップ」
執筆: 吉田知弘
2018/12/08 0:50

今年もスーパーフォーミュラのルーキーテストに臨んだアレックス・パロウは、来季のレギュラーシート獲得に向け全力を尽くすと語った。

 鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュの合同・ルーキーテスト。今年もTCS NAKAJIMA RACINGから参加したアレックス・パロウは、来季のレギュラーシートの獲得を目指しチームオーナーである中嶋悟総監督に直談判に行くつもりだと語った。

 昨年もTCS NAKAJIMA RACINGをドライブし、レギュラードライバーと遜色ないタイムを記録していたパロウ。しかし、フル参戦は叶わず今季はヨーロピアンF3で1年を過ごした。

 しかし、今回もテストへの参加を決意し約1年ぶりに来日。再びTCS NAKAJIMA RACINGのマシンに乗り、2日間の走行に臨んだ。

 最初のセッションはマシンのフィーリングに慣れるためということもあり、そこまでペースを上げる様子はなかったが、1日目午後のセッションから上位に食い込む速さを披露。1日目には総合6番手につけた。2日目は雨がパラつき路面コンディションの変化も多い日となったが、パロウは果敢に周回を重ね44周を走破。午前中のセッションで記録した1分37秒451がベストタイムとなり、総合4番手。レギュラードライバーたちを上回る速さをみせた。

「今年は日本を離れていたけど、またここに戻ってくることができて嬉しい。素晴らしい時間を過ごすことができた。1日目の朝は(1年ぶりにドライブする)スーパーフォーミュラのクルマに慣れるので精一杯だったけど、午後のセッション以降は力強い走りができたと思う。ソフトタイヤでのアタックもできたけど、(初日の午後は)赤旗などもあってタイミングが少し悪かった。だけど、いいテストができたと思っているし、何より日本に戻ってこられたことと、ナカジマレーシングに戻ってこられたことが嬉しい」

 パロウにとって鈴鹿サーキットは、全日本F3時に走り慣れているコース。しかし、F3よりもパワフルなスーパーフォーミュラの感覚に慣れるのに時間がかかったという。

「昨年もスーパーフォーミュラのテストをしているけども、フィーリングの違いを感じることは特になかった。来年用スペックのタイヤも試したけど、いい意味で“クレイジー”だった。最近はF3ばかり乗っていて200馬力程度のクルマでレースをしていたけど、スーパーフォーミュラのような“ビースト”に乗るのは久しぶりだったから慣れるのも時間がかかった。だけど(パフォーマンスの高さに)感動している」

 来シーズンに関しては、スーパーフォーミュラでのフル参戦を熱望している様子で、中嶋悟総監督にも直談判しにいくと語った。

「まだ何も決まっていないし、参戦実現に向けてやらなければいけないこともたくさんある。だけど、今の自分にとってあるべき次のステップはスーパーフォーミュラだと考えている。早速、この後にでも中嶋監督にチャンスがほしいとお願いにいこうと思っている。自分にとってはステップアップしなければいけないタイミングに来ていると思うし、その中で来年戦うフィールドがスーパーフォーミュラなら最高だ」

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 鈴鹿合同・ルーキーテスト
執筆者 吉田知弘