今年こそタイトル獲得なるか。ニック・キャシディ「SF19の初シーズンは予測不能」

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今年こそタイトル獲得なるか。ニック・キャシディ「SF19の初シーズンは予測不能」
執筆:
2019/04/18 11:06

スーパーフォーミュラ参戦中のニック・キャシディは、ニューマシンSF19導入初シーズンの結果は予測不能だと話している。

 2019年シーズンよりスーパーフォーミュラはシャシーをダラーラSF14からSF19へと刷新。そしてニューマシンを使用したシーズンの開幕戦が、4月19日から鈴鹿サーキットで行われる。

 ただ、開幕前に行われた2回のテストからは、速さの序列はなかなか見えてこない。

「正直に言って全てを判断することはできないと思う」と昨シーズン限りでKONDO RACINGからVANTELIN TEAM TOM’Sへ移籍したニック・キャシディは語る。

「その理由は、これまでいくつかのテストセッションが行われたが、その際オーバーテイクボタンを使えたり、使えなかったりしたからだ」

「何人かの日本人ドライバーはファステストタイムを出すことを目指していて、コンディションが寒い時にはセッションが終わるのを待っている。そしてラスト5周に向けて新タイヤをセーブしているなら、その日の内に序列を把握するのは難しいだろう」

「12月にテストに参加した時も、僕らは幾つかの改善を施していた」

「(3月の)鈴鹿テストでは僕はロングランで約2秒遅れてた。そして富士テストでは0.5秒も引き離してロングラン最速だった……とても奇妙だ」

「誰も自身を持つことなどできないだろう」

 ただ、そうは言いつつもキャシディは現チャンピオンの山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は“明らかに有力候補”だと位置づけている。

 山本は2回のテストをどちらもトップタイムで終えている。しかし、チームはその時、エンジン出力を下げていたという噂もある。

 また、キャシディの元チームメイトの山下健太(KONDO RACING)は、富士テスト2日目に山本のベストタイムまで0.056秒差に迫っている。

「山下はとても強い」

 キャシディはmotorsport.comにそう語った。

「そして現時点で、彼はトヨタ勢で恐らく最も強いだろう」

「そして、彼を負かすためには完璧でかつベストである必要があると確信しているよ」

 今シーズンから新たに導入されるダラーラSF19。テストではSF14時代と同じようなタイムであり、キャシディもSF19がSF14よりも速いと考えている。

「ダウンフォースはかなり特別で、ステップアップしている。ドライバーなら誰もが喜ぶものだ」とキャシディは言う。

「機械的には(SF19は)SF14ととても似ている。SF14から多くの事を引き継いでいるんだ。だけど、僕はSF19がより速いと思う」

「タイヤはより固くなったように思える。だから昔のラップタイムを出すのはかなり大変なんだ」

 また、他のドライバーへ目を向けると、キャシディはアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)が最も目を引くルーキーだと位置づけている。

「パロウはマシンに飛び乗った時から常に強い」

「ハードタイヤかソフトタイヤかどうか、オーバーテイクボタンを使えるかどうかにかかわらず、彼は上がってくる」

「それからB-Maxも良いように見える。彼らはヨーロッパスタイルでテストをし、新タイヤをお昼前後、つまり典型的な最も予選コンディションに近い状況で使用していたからね」

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
ドライバー ニック キャシディ
チーム TOM'S
執筆者 Marcus Simmons
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