スーパーフォーミュラ

「マシン以上の結果が獲れた」キャシディ、コミュニケーションが最良だったと語る

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「マシン以上の結果が獲れた」キャシディ、コミュニケーションが最良だったと語る
執筆:
2019/07/15 1:49

SF第4戦で3位表彰台を獲得したニック・キャシディだが、今戦ではこれまでレースをしてきた中でも最高のコミュニケーションがとれたと語った。

 スーパーフォーミュラ第4戦富士の決勝レースで、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)は3位表彰台を獲得。5番グリッドからポジションを上げての表彰台だが、キャシディはチームとのコミュニケーションが上手く進んでいると語った。

 フルウエットでのレースとなった第4戦だが、キャシディは1周目に野尻智紀(TEAM MUGEN)をかわして4番手にポジションを上げていった。前半は燃費をセーブした走行に徹していたが、給油なしで最後まで走りきれると分かると、一気にペースアップ。1周あたり1秒以上のギャップを削るペースで、残り6周頃からは僅差に迫った2番手の坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)に対し、猛攻を仕掛けていった。

 ただ最終的に坪井を追い抜くことはできず、3位フィニッシュとなったが、キャシディはこうした結果については満足しているようだ。

「今日の3位には凄く満足している。実際のマシンの出来以上の結果が得られたと思うよ」

 今戦はウエットタイヤ装着により、通常のように異なる2種類のコンパウンドのタイヤを使用するという義務が科されない。そのため各チームは給油によるタイムロスを嫌ったかノンストップ戦略を選択していた。ただそれによって、ドライバーは燃費走行の必要性に迫られていた。

 そして、レースは規定の55周をこなすこと無く、95分間の経過で成立し、規定よりも2周少ない53周で終了となった。ただ、時間レース成立が確実となったことで、キャシディはペースを上げることが出来たと明かした。

「30周目くらいで、タイムレースになることが分かって、エンジニアから『ニック、(55周から)2周短くなると思うから、(燃料セーブせず)行ってしまって良いよ!』と言われ、その時点からラップタイムを上げていったんだ」

「ただ、その時に面白かったのが、無線で『ニック、少し待っていて』と言われたんだけど、走っている最中にどこに行けば良いんだ? という感じで、コミカルな感じだったよ(笑)」

 そう語るキャシディの言葉には良好な関係性が匂わされていた。実際のところ現在のチームでのコミュニケーションはとても良好なようで、彼はそれを“これまでで最高の物だ”と表現した。

「今回のレースはエンジニア、チームマネージャーとのコミュニケーションが最高のものだった」

「今まで、ここまで“バッチリ”と言えるほどのコミュニケーションがとれたのは、日本でレースを始めてから初のことだったと思う。(チームと)ほぼ毎周のように会話をしていたし、状況に合わせてきちんとしたレースを組み立てられたと思う」

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第4戦:富士
サブイベント Race
ドライバー ニック キャシディ
執筆者 永安陽介