
執筆: 戎井健一郎
2019/05/20 3:14
スーパーフォーミュラ第2戦オートポリスで9位に終わった石浦宏明は、レース中徐々に後退していった原因をソフトタイヤのグレイニングによるものだと明かした。
オートポリスで行われた2019全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦。6番手からスタートした石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)は、入賞を逃した原因がタイヤのグレイニングにあると語った。
決勝レースは54周で行われたが、ミディアムタイヤでレースをスタートさせた石浦は、そのタイヤを早々に見限り、1周目終了時点でピットイン。タイヤ交換義務を果たし、残る53周をソフトタイヤで走りきるという作戦に出た。
さらに、2周目にセーフティカーが導入されたことにより、このタイミングでピットインするマシンが続出。石浦はタイヤを交換したドライバーの中で最上位となる4番手につけ、展開次第では優勝を狙える位置につけた。
しかし、石浦のペースはなかなか上がらず、防戦一方の苦しい展開に。最終的に9位でフィニッシュし、優勝はおろかポイントも逃す結果となってしまった。
レース後に石浦は、ペースダウンの原因についてこう説明した。
「タイヤにグレイニングが発生しちゃって……。雨上がりの時にたまにありますけど、タイヤのゴムが飛んでいってしまい、ザクザクになって……タイヤ(のグリップ感)がなくなってしまいました」
「たぶん本来のペースより1周あたり3秒遅いラップタイムで走っていました」
「レースが始まって3周くらいでザクザクになってしまったので、その時点で『これは完走できないかもしれない』と無線で言っていました」
「そのまま(タイヤを)引きずり続けると本当に全部(トレッド面のゴムが)なくなってしまうので、労わりながら、そっと走っていくしかなかったです」
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この記事について
シリーズ | スーパーフォーミュラ |
イベント | 第2戦:オートポリス |
サブイベント | Race |
ドライバー | 石浦 宏明 |
チーム | セルモ |
執筆者 | 戎井健一郎 |
これは完走できないかも……石浦、ソフトで53周走行の大胆作戦もグレイニングに苦しみ入賞逃す
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レースハブ
26 10月 - 27 10月
セッション | 日付 | ローカル時刻 ローカル時刻(日本でご視聴頂いている場合は日本時間) | コンテンツ |
Free Practice 1 | 金 13 12月 金 25 10月 | | |
Free Practice 2 | 金 13 12月 土 26 10月 | | |
Qualifying | 金 13 12月 土 26 10月 | | |
Free Practice 3 | 金 13 12月 日 27 10月 | | |
Race | 金 13 12月 日 27 10月 | |
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