スーパーフォーミュラ 合同/ルーキードライバーテスト
スーパーフォーミュラ初ドライブを終えたJuju、初日は81周を走行。懸念されたフィジカル面は「今のところ大丈夫そう」
スーパーフォーミュラ合同/ルーキーテストの初日を終えたJujuは、100%満足できる走行ではなかったとしながらも、フィジカル面では現状問題がなさそうだと語った。
戎井健一郎
編集: 2023/12/06 11:17
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鈴鹿サーキットで行なわれているスーパーフォーミュラの合同/ルーキーテスト。参加ドライバーの中で最も注目を集めていたひとりと言っても過言ではないのが、TGM Grand PrixのJuju。彼女は初日の計4時間のセッションで、81周を走行した。
海外を拠点にレース活動をしてきたJujuは、スーパーフォーミュラ・ライツでも使用されるダラーラ320での走行経験は豊富といえど、スーパーフォーミュラのテスト参加は大きなステップアップであり、そのポテンシャルは未知数と言えた。本人としても最後尾で元々だという心持ちで臨んだテストセッションは、実際に午前・午後共に最後尾に終わったが、クラッシュなどで赤旗の原因を作ることもなく、着実に周回を重ねてタイムを上げていった。
午前中の自己ベストタイムは、トップから4.843秒遅れの1分41秒870。午後はそこからさらにコンマ6秒タイムアップし、トップから4.225秒遅れの1分41秒219を記録してテスト初日を終えた。
Jujuの父である野田英樹氏はテスト参加の話を進める上で、Jujuが少なくとも「他人に迷惑をかけるようなレベルではない」と判断したと語っていたが、実際Jujuのベストタイムはセッショントップの107%以内(午前は104.9%、午後は104.3%)。予選通過タイムがトップタイムの107%以内ということを考えると、既に決勝レースに問題なく出走できるレベルのパフォーマンスは発揮していると言える。
「鈴鹿もほとんど初めてで、スーパーフォーミュラも初だったので、最初は覚えることがたくさんありました。結果は完璧に満足できるものではないですけど、色々学ぶことができて、明日に向けて目標もできたので、それはすごく良かったなと思います」
Jujuはセッションをそう振り返った。
Photo by: Masahide Kamio
juju, TGM Grand Prix
「あとは日本のファンの方の前で久しぶりに走ることができたので、すごく嬉しいです」
またスーパーフォーミュラ車両の印象としては、やはりダウンフォースの大きさを感じたとのこと。自分の想像以上に攻められるような感覚があり、「今はその感覚を詰めていくのが一番の課題かなと思っています」とした。
そんなハイダウンフォースマシンを17歳の女性ドライバーがドライブするということで、テスト前から体力面、フィジカル面を心配する声が挙がっていた。Jujuは計81周を走り、その中では十数周連続でのロングランも複数挟んだが、現状は首も含めて大きな問題がないようだ。
「皆さんがすごく心配してくださっていた筋力面に関しては、今のところは大丈夫そうですね」
「ここで余裕ぶっておきながら、3日目につらいとか言い出しちゃうとアレですけど……(笑)。今のところは大丈夫そうです」
午前中は走るごとにタイムを上げていった感のあるJujuだが、午後は自分が思っている以上にタイムが上がってこなかったとのこと。特に鈴鹿でも特にテクニカルなS字では、もっとタイムを縮められるという感覚があるようだ。2日目以降はマシンの性能を引き出して、少しでも他のドライバーに追い付きたいと語った。
「何が問題かはしっかり明確になっているので、明日はチームと話してもっと成長して、最終的に皆さんに少しでも追いつけたらいいなと思います。経験のあるドライバーの方がたくさん走っているので、先輩方から学ぶことも本当に多く、楽しい1日でした」
そして、来季のスーパーフォーミュラフル参戦も視野に入れているのかという質問も飛んだが、これについては「まずはここをしっかり3日間走り切ることですね。来年どうなるかは正直分かりませんし、アメリカ、ヨーロッパ、日本と色々な選択肢がありますが、ここで自分を成長させることが来年にも繋がると思います」とコメントした。
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