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【スーパーフォーミュラ】KONDO RACINGのふたり、最終戦鈴鹿で来シーズン向けた明るい兆し見つける

KONDO RACINGの山下健太とサッシャ・フェネストラズは、チームと相性が良くないとも言われる鈴鹿でのレースで、比較的好成績を収めたことに勇気づけられたと語った。

Sacha Fenestraz, KONDO RACING

写真:: Masahide Kamio

 2021年のスーパーフォーミュラ最終戦、鈴鹿でKONDO RACINGは山下健太が6位、サッシャ・フェネストラズが7位入賞を果たし、近藤真彦監督の名を冠したチームの今季最上位の結果でシーズンエンドを迎えた。ふたりは来シーズンに向け、シーズン終盤のパフォーマンス改善に明るい兆しを見つけたようだ。

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 フェネストラズは新型コロナウイルスの感染拡大による渡航規制により第6戦もてぎでようやくスーパーフォーミュラに復帰した。チームとしてもシーズンを通してパフォーマンスに苦しんでいた。

 ダンプコンディションの中行なわれた第6戦で山下が8位に入り貴重な3ポイントを獲得したが、鈴鹿での結果を合わせても、チームランキングでは12チーム中9位と2013年シーズン以来の低迷を見せた。

 しかし、第6戦そして最終戦と直近のレースでチームとしてのパフォーマンスが改善されたことで、チームに残留する可能性が高い山下は来季はより良い成績が残せるはずだと期待している。

「もてぎからマシンを少し改善できましたし、鈴鹿でも改善を続けることができました」と、motorsport.comに対し山下は語った。

「依然として予選は速いとは言えませんが、レースでは悪くありません」

「バランスとペースの面では今季ベストのマシンに感じられたので、その点には満足しています。また、KONDO RACINGにとって鈴鹿は通常、相性が良くないというのを考えても、6位と7位というのは悪くないですね」

「本当に厳しく、イライラが溜まるシーズンでしたが、シーズン終盤にかけて改善できたという事実は、(12月7〜9日に鈴鹿で行なわれる)ルーキーテストで更に改善できるようになるという自信に繋がっています」

 

 一方、フェネストラズは入国に必要な特例ビザの発給に時間を要し、スーパーフォーミュラ2シーズン目となる今季は開幕から5戦を欠場。最終戦鈴鹿が今季のスーパーフォーミュラ2戦目のレースとなった。

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 復帰第1戦となったもてぎでは、ダンプコンディションの中レース序盤からスリックタイヤに交換するというギャンブルを採った。結果的にスピンを喫し周回遅れ&13位でチェッカーに留まったが、自身のパフォーマンスには満足していた。最終戦では、フェネストラズは予選Q3へ進出し山下を下した。しかし、決勝では予選でピット作業の遅れにより、山下の後ろ7位でフィニッシュすることになった。

 フェネストラズはmotorpsort.comに対しこう語った。

「僕らはこの結果に満足すべきだ。この前のレース(もてぎ)まで、チームはシーズンを通じてゼロポイントだったし、僕のマシンもここまでゼロポイントだった」

「今季初めて予選Q3に進み、決勝ではスーパーフォーミュラのキャリアでセカンドベストとなる7位に入れたのだから、良いステップは踏めている」

「何の問題もなくしっかりレースができて良かった。昨年はあまりそういうレースが多くなかったからね。日本に戻ってきてからは来季のための準備期間だと捉えているから、来季に向けた経験を積むことができて良かったよ」

「レース終盤のペースはもっと良くできたかもしれないけど、ここでのパフォーマンスには満足している。実際、これだけ長い間マシンに乗っていなかったことを考えれば、かなり良い形でシーズンを終えられたんだと思うよ」

 山下は、フェネストラズがもてぎから復帰したことで、チーム自体の士気も高まっていると感じており、山下・フェネストラズのコンビが継続されるのならば来季に向けた良い傾向だと捉えている。

「サッシャは本当に速く、チームもそれにとても勇気づけられています。そしてセットアップ面でもやりやすくなります」と山下は語る。

「サッシャが返ってきてから僕の成績も改善しました。僕らは互いに切磋琢磨していて、来季に向けた良い兆候だと思います」

 
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