ローソン、予選&決勝で赤旗のタイミングに泣く。タイトル争いは運頼み「宮田と野尻に”酷いレース”をしてもらわなければいけない」
TEAM MUGENのリアム・ローソンは、スーパーフォーミュラ第8戦の予選・決勝で出された赤旗のタイミングを嘆いている。
TEAM MUGENのリアム・ローソンは、大クラッシュにより赤旗終了となったスーパーフォーミュラ第8戦を6位で終え、赤旗のタイミングの悪さを嘆いた。
8点ビハインドのランキング2番手で最終ラウンドに臨んだローソンだが、予選ではタイトル争いのライバルである野尻智紀(TEAM MUGEN)と宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)がフロントロウを占める中、7番手と後塵を拝してしまった。
予選では、Q2で全車がアタック中に佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)がデグナーでクラッシュして赤旗が掲示されたが、この時ローソンのラップは野尻と同等の好ペースだったのだという。
その後セッションは再開されたものの、ローソンは前戦もてぎでのクラッシュで余計にタイヤを使ってしまっていたため、ライバルたちのように新品タイヤを使うことができなかった。その影響でポールポジションを獲得した野尻から、0.6秒差で予選を終えることになった。
「予選は言うまでもなくフラストレーションが溜まった。ラップの95%を完了していたのに、赤旗が出たんだ。他のみんなはスペアのタイヤがあったけど、僕にはなくて同じセットで再開しなければならなかった」
「それでポジションを落としてしまった。赤旗が出る前の予選ラップはとても良かっただけに、正直言って残念だ」
motorsport.comの取材に応じたローソンは、もしそのラップを走りきれていたら予選順位はどうなっていたかという質問に、マシンのダッシュボードを見ると赤旗が出される時点まで野尻と同等のタイムだったと答えた。
「シケインの手前でトモキと0.0秒差だった。シケインが悪くてコンマ1秒遅れたからP2だろう」
「もちろん何が起こってもおかしくなかったし、ロックアップしてまっすぐ行ってしまったかもしれないけど、ラップはすごく良かった」
「クルマはニュータイヤにとても合っていたし、同じようなラップタイムを刻んでいた。トモキが他のドライバーと差をつけていたのだから、彼ら(野尻と宮田)の間に入ることができたはずだ」
「残念なことに、今日は起こりうることすべてが起こってしまった」
Photo by: Masahide Kamio
Liam Lawson, TEAM MUGEN
そして迎えた決勝では、スタートで平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)をパスして6番手に浮上したローソンは、5周目のターン1で坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)もオーバーテイク。しかしこの周にレースが赤旗中断された。
この赤旗は笹原右京(VANTELIN TEAM TOM’S)と大津弘樹(TCS NAKAJIMA RACING)が130Rで接触したために出されたもの。キャッチフェンスなどサーキットの設備も大きなダメージを受けたことから、レースは再開されずに終了。3周完了時点の順位が正式リザルトとなった。
そのため、ローソンの坪井に対するオーバーテイクは幻となり、6位でレースを終えることになった。
「最大の問題は、今日はポジション争いをするチャンスがなかったことだ。マシンは本当に速かった」
「まず、(大津と笹原が)問題なかったことが一番重要だ。しかしそれをさておくと、僕たちのレースに大きな打撃を与えたことは明らかだ。というのも、もしレースがフルディスタンスで行なわれていたら、僕たちはもっと前に出ていただろうからね」
「少なくとも表彰台争いはできていたと思う」
第8戦の結果、ローソンはランキング3番手。ポイントリーダーの宮田に15ポイント差、同2番手の野尻に8.5ポイント差をつけられている。
たとえ第9戦でローソンがポールポジションを獲得し勝利しても、例えば宮田が2位ならタイトルには手が届かない。
ローソンは、タイトル争いの行方は自分ではコントロールできないと認めた。チャンピオンになるためには、日曜日の第9戦で上位2台に不運が重なる必要があるからだ。
「僕たちにとって、とても厳しい戦いになるだろう。僕にとっては、彼らが完走しない必要がある。もちろん僕はレースに勝つつもりだし、できる限り速く走るつもりだけど、彼らには本当にひどいレースをしてもらわないとね」
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