牧野、SF開幕戦の苦戦は灼熱コンディションが原因と予想「次の岡山はもっと良くなるはず」
牧野任祐は、スーパーフォーミュラ開幕戦もてぎで苦戦した理由は暑いコンディションにあり、今後は問題にならないと考えているようだ。
写真:: Masahide Kamio
ツインリンクもてぎで開催されたスーパーフォーミュラ開幕戦、牧野任祐(TCS Nakajima Racing)は15番手からスタートし、9位フィニッシュ。2ポイントを獲得した。
オープニングラップを13番手で終えた牧野は、先行車にクラッシュなどがあった影響でポジションを上げ、オーバーテイクの少ないレースを走りきった。しかし優勝した平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)からは38秒差と、大きく離された。
「レースでは何もできませんでした。ただドライビングしていただけです」
牧野はそうmotorsport.comに語った。
「レースペースは本当に悪かったです。何が起こっていたのか分かりません」
「タイヤのデグラデーションはそれほど悪くありませんでしたが、かなりオーバーヒートしていました。レース序盤のペースはさほど悪くなく、38号車(石浦宏明)を追いかけていましたが、タイヤがオーバーヒートに陥った後、前後のグリップを失いました」
「レース終盤はクリーンエアだったにも関わらず、ペースは本当に遅かったです」
予選では牧野のチームメイト、ルーキーの大湯都史樹が4番手を獲得したが、決勝ではオープニングラップに接触があり、フロントウイングを破損。ポイントを獲得できなかった。
一方で、牧野は予選Q1で敗退。予選ではアンダーステアに苦しめられたと話した。
「週末を通してコーナーではオーバーステアに本当に苦しんでいましたが、予選ではアンダーステアがひどかったです」
「何が起こったのかは分かりませんが、路面コンディションが少し違っていたのではないかと思います」
もてぎでのパフォーマンスがシーズン残りのレースにどのように影響するかと訊かれ、牧野は次のように答えた。
「昨年、僕は猛暑のもてぎで苦しみました。僕たちの問題は、そういったコンディションで苦戦することです。次戦の岡山では今回より気温が下がってうまくいくといいですね」
今年、牧野は昨年までアレックス・パロウを担当していた加藤祐樹エンジニアと組んでいる。牧野は、昨年ルーキーながらタイトル争いに加わり、ランキング3位を獲得したパロウとドライビングスタイルが似ており、加藤エンジニアとの関係もうまくいっていると話した。
「昨年とあまり大きく状況は変わりません。(大湯とも)よくマッチしています」
「セットアップは昨年ととてもよく似ていますが、今のところはうまく機能していません。タイヤの違いがキーポイントです。現在、加藤エンジニアがデータを細かく調べてくれています。彼は経験豊富なので、何か改善できるはずです」
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