松下信治、首位走行もまさかのドライブスルーペナルティ。”反則スタート”は「僕の責任」

2021年スーパーフォーミュラの第7戦(最終戦)鈴鹿で首位を走行したものの、まさかのペナルティで12位に終わった松下信治は、スタート前にグリッドで動いてしまったと明かした。

松下信治、首位走行もまさかのドライブスルーペナルティ。”反則スタート”は「僕の責任」

 2021年スーパーフォーミュラの第7戦(最終戦)鈴鹿で、ポールポジションからレースをスタートし、首位をキープした松下信治(B-Max Racing Team)だったが、まさかのドライブスルーペナルティを受け、12位でレースを終えた。

 昨年までFIA F2に参戦していた松下は、今季から国内カテゴリーに本格復帰。しかしスーパーフォーミュラは参戦準備が難航したことから、4月に行なわれた第2戦鈴鹿からの参戦となった。それから6ヵ月、チームとともに戦闘力を上げてきた松下は、同じく鈴鹿で開催された最終戦でポールポジションを獲得してみせた。

 決勝のスタートでも首位をキープした松下だったが、4周目にまさかのドライブスルーペナルティが下された。

 当初このペナルティの原因について、スタート前に作業違反があったのではないかとも伝えられたが、正式リザルトには、全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第31条7に違反する”反則スタート”があったと記載されている。

 該当するレギュレーションは、以下のように記されている。

『(フォーメーションラップ後)車両がスターティンググリッドに戻ったら、それぞれのグリッドにエンジンをかけたまま停車する。各車両の競技番号を記載したボードを持った競技役員がグリッドの各列に向かって立っており、その列の車両が停止したら直ちにボードを降ろす。すべてのボードが降ろされたら、スターターはレッドライト5秒前ボード(またはシグナル)を表示する。当該ボード(またはシグナル)表示5秒後にスターターはグリッドの静止状態を確かめてレッドライトを点灯する』

 レース後、motorsport.comの取材に応えた松下は、グリッドでわずかに動いてしまったと明かした。これが、上記のレギュレーションに違反したと判断されたようだ。

「スタート前にブレーキを少しリリースしてしまったんです。鈴鹿はターン1に向けて下り坂になっているので、ゆっくりと動いてしまっていた。それで、ドライブスルーペナルティを受けたんです。(ペナルティは)僕の責任です」

 そう松下は語った。

「ペナルティが出されるかは知りませんでした。ライトが消える前に5cm弱動いて、(スタート前に)また止まっています」

 4戦連続トップ6フィニッシュを達成するなど、安定したパフォーマンスを見せていた松下。仮にペナルティなく首位をキープできていれば、初優勝の可能性も十分あったと言えるだろう。

「最も速いマシンというわけではありませんでしたが、オーバーテイクするのがそれほど簡単なコースではないだけに、本当に残念です。チャンピオンシップで2位か3位になれたかもしれないですが、終わったことですし、結果は変えることはできません」

 結果にはつながらなかったものの、シーズンを通して鮮烈なパフォーマンスを見せた松下。来季のスーパーフォーミュラ参戦は未定だと認めたものの、もしシートが得られればタイトルを争う自信があると語った。

「来年もチャンピオンを目指して戦う準備はできています。シートがあるかどうかは分かりませんが、もしまたここで戦えれば、間違いなく狙えると思っています。自信はあるので、あとは来年ホンダがどう判断するかですね」

 
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