両ランキング首位浮上、近藤真彦監督「今のチームの力があれば、良い方向にいく」

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両ランキング首位浮上、近藤真彦監督「今のチームの力があれば、良い方向にいく」
執筆: 吉田知弘
2018/08/21 9:29

2018スーパーフォーミュラ第5戦もてぎ。両部門でランキング首位に立ったKONDO RACINGの近藤真彦監督が、終盤戦に向けて意気込みを語った。

 ツインリンクもてぎでのスーパーフォーミュラ第5戦を終え、ドライバーズ、チームランキングの両方で首位に立ったKONDO RACING。チームを率いる近藤真彦監督は、チームとドライバーが成長した部分が証明できたレースだったと語った。

 予選から2台ともQ3に進出し、ニック・キャシディが5番手、山下健太が6番手からスタート。2人とも52周のレースで見せ場を作る走りをみせた。

 ミディアムタイヤでスタートしたキャシディは10周目にピットインしソフトタイヤに交換。ピットアウト後は山本尚貴(TEAM MUGEN)、ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)、松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)らを次々とパス。終始アグレッシブな走りを見せ3位表彰台を獲得した。

 山下もミディアムタイヤでスタートし、こちらは逆に39周目まで引っ張る戦略を敢行。終盤は山本と大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM IMPUL)との三つ巴バトルを冷静に戦い、6位でフィニッシュ。3ポイントを手にした。

 今回のレースを振り返った近藤監督は、2台とも周りの動きに惑わされることなく、自分たちの戦略を貫いたことが良かったと語った。

「2台ともレース前から組み立てていた作戦通りで、相手(の動きに)構わず、自分たちの戦略通りに進めることができました。スタートでもう少しうまくいけばよかったですね。そこで(戦略を変えるか)悩みましたが、ラップタイムも悪くなかったので戦略を変えることなく行こうという話になりました」

 また、今回はキャシディ、山下ともにレース中様々なバトルを繰り広げたが、近藤監督は2人が成長した部分が存分に発揮されたと語った。

「ニックが関口に抑えられていた時、昨年までの彼だったら接触していたと思います。(接触せずに追い抜いて来た部分は)成長している証拠ですし、健太も大嶋との終盤のバトルで、今までの彼だったらウイングとか当たっていたりしたかもしれません。そこでちゃんと堪えて、大嶋に抜かせて、最後に山本を抜いて帰ってきました。そういった部分は、2人とも丸1年やってきて、(きちんと成長して)2年目になったなという感じでした」

 これで、ドライバーズランキングではキャシディが27ポイントでトップに浮上。チームランキングも30ポイントまで伸ばし、首位に躍り出た。

 シーズン終盤にきてダブルタイトルの可能性が大きくなってきたKONDO RACING。今のチームの力があれば、タイトル獲得も十分に狙えると自信をみせた。

「チームチャンピオンもすごく大事で欲しい気持ちは強いです。でも、まずはドライバーにチャンピオンを獲らせてあげたいです。残りレースも少ないので、ミスなくいければいいなと思っています」

「この時点でチャンピオン争いができるというのは、考えてみれば夢のような話です。チームのメンバーのモチベーションもすごく上がっているので、きっと良い方向に行くと思います」

「今のチームの力があれば、もうギャンブルする必要はないです。残りのレースのサーキットはニックも得意だし、そういう意味では全体でニックをサポートしつつ、健太にも協力してもらってチームチャンピオンにもなれるように頑張ります」

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第5戦もてぎ
ドライバー ニック キャシディ , 山下 健太
執筆者 吉田知弘
記事タイプ 速報ニュース